2025年大阪・関西万博におけるチリの活躍
2025年、大阪で開催された関西万博は、世界中からの参加が話題となりました。特に、チリのパビリオンはその独自性と魅力で注目を集め、全体で200万人以上がその展示を訪れました。チリ外務省によると、同パビリオンは、国のテーマ「いのちを救う」に基づき展開された多様なプログラムにより、高い評価を受けました。
チリのパビリオン「Makün(マクン)」の概要
チリのパビリオンは、建築事務所CONSTRUCTOによって設計され、マプチェ族の職人が織り上げた242平方メートルの美しい織物が特徴となっています。これに加え、最先端の技術を活用したチリ産の木材を使用した展示が目を引きました。「Makün」は、文化的なアイデンティティを象徴するプロジェクトとして、多くの訪問者に感動を与えました。
2025年の万博では、チリが20のテーマウィークを展開し、それぞれがいのちを救うというテーマに関連した内容で構成されました。この見事な展示は、博覧会国際事務局(BIE)から「テーマ解釈」部門で銅賞を受賞する結果となり、チリの文化を世界に広める一助となりました。
官民の協力と多彩な参加者
184日間にわたる参加で、チリは161の団体が参画し、約180社の企業が協力しました。地域からの支援を受けつつ、478名の国際的な関係者が活動に参加し、1,700名を超える専門家がセミナーに出席しました。
さらに、チリの伝統的なワインやピスコを提供する常設バーは、日本の来場者から大好評を博し、6か月間で9,000件以上の利用がありました。このバーでは、チリから輸入された2000本以上のボトルが消費され、国の魅力を間接的に伝えました。
日本では、チリのパビリオンのメディア露出が特に高く、広告換算値は121万6383米ドルにも及びました。また、公式Instagramアカウントは36,000人以上のフォロワーを獲得し、参加国の中でトップ5に入りました。
チリの万博参加の意義
チリ政府代表のパウリナ・ナサルは、「この大阪・関西万博への参加は国を挙げた大事なプロジェクトであり、チリの文化とアイデンティティをしっかりと伝えることができた」と強調しました。万博は、チリと日本の架け橋となるだけでなく、両国間の関係をより強固にするきっかけともなりました。
加えて、チリのナショナルデーの祝賀には、ガブリエル・ボリッチ大統領をはじめとする官民代表団が参加し、国の多様性を示しました。また、皇室や歴代の大統領夫妻も訪問し、万博への関心を高めました。これにより、チリの文化や商業的な可能性が一層広がりました。
万博後の展望
万博終了後、チリのパビリオンは「遊牧するパビリオン」として、日本を離れ、ミラドール・インタラクティブ博物館(MIM)に収められることが決定しました。このプロジェクトには、市民が楽しめる教育・文化・科学関連の取り組みが含まれます。外務省は、議論を進め、このレガシーを長く市民と共有したいとの意向を持っています。
チリの参加は、国際的な舞台での貿易関係や文化交流の強化となるでしょう。万博におけるチリの活躍は、日本にとっても大変意義深く、今後の関係発展に期待が寄せられます。
詳しい情報は、
チリ公式Instagramまたは、
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