介護の未来を考える
2025-09-22 09:44:09

介護業界の未来を見据えたリーダーズ研修2025が大阪で開幕

リーダーズ研修2025 in 大阪概要



大阪で開催された「リーダーズ研修2025」には、介護関連事業者の代表が集まりました。この研修は、地域社会における優しい福祉の実現を目指す「市民福祉団体全国協議会」の主催によるもので、900団体の業界関係者が参加しました。研修の目的は、2040年に向けた福祉事業者の備えに焦点を当て、現場での活動を強化することです。

開会の挨拶



研修初日は、参加者の確認の後、代表理事とよしま氏によるインストラクションが行われました。研修会場は、オレンジコープ(泉南生活協同組合)で、理事長笠原氏が75年の歴史について説明し、地域福祉の枠組みやその重要性を確認しました。

地域包括ケアの深化



その後、厚生労働省近畿厚生局の杉田塩課長が登壇し、「地域包括ケアの深化」に関する講演が行われました。杉田課長は、介護に関する現時点の政策や地域のニーズに基づいた解析を行い、参加者にわかりやすく解説しました。特に介護保険事業計画への準備が鍵になると力説しました。

福祉事業者の未来への備え



次に、一般社団法人地域ケア総合研究所の竹重俊文氏が「福祉事業者が行うべき2040年への備え」というテーマで特別授業を行いました。竹重氏は、自身の見解を基に複数のポイントを挙げ、地域ニーズを優先する重要性や、AIの活用、変化する制度への柔軟な対応が求められることを強調しました。また、生活リハビリや居場所の提供についてのアイデアを共有しました。

さらなる協力の模索



続いて、認定NPO法人じゃんけんぽんの井上謙一氏による講義が行われ、「今後の日本を元気にする四方のwinで変えていこう」という内容でした。井上氏は、元気な高齢者の活用や、地域密着型サービスの重要性について語り、地域における共生社会の実現に向けた提案を行いました。

マインドシェアタイム



その後、参加者全員が2040年への備えについて意見交換を行う「マインドシェアタイム」が設けられました。竹重氏からは、医療と介護の維持改善、そして自立支援に向けた考え方が提示され、非常に実践的な意見が飛び交いました。

交流会での盛り上がり



1日目の研修が終了した後、参加者は市民協会員による大交流会に参加し、美味しい料理を楽しみながら情報交換が行われました。特に料理長による腕を振るった料理は好評で、参加者同士の絆を深める機会となりました。

このように、リーダーズ研修2025は福祉業界の未来を考える重要な場となりました。これからの福祉事業者の活動が、地域社会にどのような影響を与えるのか、今後の展開が期待されます。参加者の皆様に感謝の意を表しつつ、次回の研修が楽しみです。


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