大阪初のデザイン経営パートナー認定講座が開講決定！

日本初！デザイン経営パートナー認定講座の誕生

大阪デザインセンターが、日本初の「デザイン経営パートナー」認定講座を開講すると発表しました。急速に変化するビジネス環境の中で、持続的な成長を実現するために「デザイン経営」に対する需要が高まっています。しかし、中小企業がこの手法を自ら理解し実施するのは簡単ではなく、専門家による伴走型の支援が求められています。

デザイン経営の重要性と背景

現代のビジネス環境では、従来の戦略だけでは競争が厳しく、自社の現状を正確に理解し、適切な対策を打つ「経営力」が欠かせません。中小企業が持続的な発展を遂げるためには、新しい経営アプローチが必要です。「デザイン経営」はその一つであり、ユーザーを中心に据えた考え方で根本的な課題を発見するアプローチです。これにより、斬新で実現可能な解決策を柔軟に生み出していくプロセスが求められるのです。

デザイン経営パートナーの必要性

現在、多くの行政機関がデザイン経営の支援策を打ち出していますが、実際の支援を行う人材は不足しているのが現実です。このような状況を踏まえ、大阪デザインセンターはデザイン経営を支援する「デザイン経営パートナー」の認定講座を開設しました。その役割は、多様な観点から企業が抱える具体的な課題を見つけ出し、共に解決策を考えていく伴走支援者としての位置づけです。

デザイン経営パートナーの役割と特徴

デザイン経営パートナーは、デザイナーの発想力と経営コンサルタントとしての専門性を組み合わせた、企業の強力な支援者です。この講座を受講することで、参加者はデザイン経営支援のプロフェッショナルとして必要なスキルを身につけることができます。大阪デザインセンターは、これからの支援者が中小企業の経営問題に取り組むための「伴走型プラットフォーム」を構築しており、実践的な支援体制を整えています。

認定講座の詳細

「デザイン経営パートナー」認定講座は、2025年6月29日から開始予定で、全38コマの講義が行われます。受講場所は大阪デザインセンターで、通常の受講費用は495,000円（税込）ですが、初期の特別価格として297,000円（税込）で参加できるチャンスもあります。

また、受講を検討されている方を対象にした無料ガイダンス（オンライン）も提供されており、5月28日と6月11日に開催される予定です。ここでは、デザイン経営支援の意義や実際の体験談が共有される貴重な機会です。

大阪デザインセンターの役割

1960年に設立された大阪デザインセンターは、日本最初の公的デザインセンターとして、産業デザインの振興を目指してきました。現在ではデザインの範囲が広がり、体験やビジネスモデルにまで展開しています。当センターでは、デザインを通じた中小企業支援を一層強化しており、これからの時代においてデザイン経営がどのように役立つのかを模索しています。

まとめ

デザイン経営パートナー認定講座の開講は、日本の中小企業の活性化に向けた新たな一歩となるでしょう。デザイン経営に対する正しい理解と実践を促進し、中小企業が持続的に成長するための強力なサポートを提供するこの講座に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。デザインの力で未来を切り開くための第一歩を踏み出しましょう！