大谷翔平選手の長尺バットが打撃を変えた！多角的な分析が明らかにする進化の理由

大谷翔平選手の打撃と長尺バットの関係

5月11日の夜、ABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』では、メジャーリーグのスーパースター、大谷翔平選手の打撃好調の秘密について深堀りした。元メジャーリーガーの川﨑宗則氏による鋭い分析が注目を集めている。彼は大谷選手が使用する長尺バットが進化の要因であると指摘した。

なぜ長尺バットなのか？

川﨑氏は、今年の大谷選手はこれまでで一番長いバットを使っていることから、平均打球速度が向上している事実に言及した。「バットを長くすることで遠心力が生まれ、より遠くへ飛ばせる。このため、打球速度が速くなる」と彼は説明する。その影響で、2023年シーズンにおける大谷選手の打撃成績は特筆すべきものになっている。

特に、今年の彼はすでにホームラン5本を記録している。その打球速度や方向性を考慮すると、バットの長さが打球に与える影響を無視することはできない。川﨑氏が強調するように、「このように、バットの長さを調整したことで、打撃技術そのものも向上している」との見解には説得力がある。

打球傾向の変化

また、川﨑氏は、昨年と比べてライト方向への打球が増えたことを指摘。これが“引っ張り傾向”に関与しているとされる。「ポイントが以前より前になったとのこと。これはバットを長くすることで、ボールを引きつけすぎることを避ける狙いがある」と説明した。これにより、以前よりもファールが減り、打球が前に飛ぶ確率が高まっていると予測される。

放送中、大谷選手がDバックス戦で2打席連続ヒットを記録したのも、これらの要因を強く示す良い例だ。彼の打撃スタイルが進化しているのを目の当たりにしたファンも多いことでしょう。

サッカーと同様にスポーツが盛り上がる

この番組では、川﨑氏の分析だけでなく、槙野智章氏がサッカーのチャンピオンズリーグの熾烈な争いを紹介するコーナーも行われた。ブンデスリーガから選手の技術を実演する場面もあり、視聴者の興味を引きつけた。槙野氏は、自身の38歳の誕生日を祝福され、視聴者と一緒に楽しむ時間を提供した。

プレゼントとして、川﨑氏と槙野氏、さらに進行役の西澤由夏アナウンサーが描かれたオリジナルパーカーが視聴者にサプライズプレゼントされた。西澤アナが“One shot drawing”で作り上げた似顔絵に対し、槙野氏は驚きつつも感動していた様子。