FortiGateのSSL-VPN廃止に伴いセキュアヴェイルが特別サービスを実施

FortiGateのSSL-VPN機能廃止に伴う特別サービス

ITセキュリティの専門企業である株式会社セキュアヴェイルが、フォーティネット社の次世代ファイアウォール、FortiGateのSSL-VPN機能の廃止を受けて、特別なセキュリティ設定最適化サービスを2026年1月から3月までの間限定で提供すると発表しました。

セキュリティ上の課題と必要性

近年、FortiGateのSSL-VPNを介したセキュリティ侵害が増加しています。この背景を受け、フォーティネット社はFortiOS 7.6.3以降、SSL-VPNトンネルモードを廃止することを公表しました。これにより、企業はIPSec-VPNへの計画的な移行が必要になることが予測されます。特に、FortiOS 7.4系は2026年5月をもってサポートが終了するため、企業は早急に適切な対策を講じる必要があります。

このような状況下、企業間のセキュリティ要求はますます高まっており、経済産業省が推進する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」では、ネットワーク機器の管理やパッチ適用の基準が整備されています。VPN装置を含むネットワーク機器もこれらの基準の対象となり、そのセキュリティ対策は欠かせません。

提供するサービス内容

セキュアヴェイルは、このような危険性に立ち向かうため、FortiGateを利用する企業向けに以下の特別サービスを提供します：

- SSL-VPNからIPSec-VPNへの切り替えサービス

SSL-VPNからIPSec-VPNへの移行を円滑に進めるためのサポートを行います。

- ファイアウォール設定診断サービス

現在のファイアウォール設定を診断し、セキュリティを最適化します。

- 最新版OSへのバージョンアップサービス

FortiGateのOSを最新のものにアップデートし、最新のセキュリティパッチを適用します。

これらのサービスは、全てまたは一部の組み合わせで選択可能で、企業のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。提供期間は2026年1月から3月までとなっており、FortiGateを利用する企業だけでなく、その取り扱いベンダーに対しても提供されます。

セキュアヴェイルの企業概要

セキュアヴェイルは2001年に設立されたITセキュリティ専業企業で、ネットワークセキュリティに特化したサービスを提供しています。20年以上にわたり、企業や組織の情報システムの運用をサポートし、統合セキュリティ運用サービス「NetStare」は業界でも高く評価されています。現在、クライアント企業のネットワーク機器を常時監視し、24時間365日体制でサイバー攻撃や通信障害の早期発見に努めています。