株式会社四柳と南出キカイのM&A成功物語
大阪を拠点に活躍する株式会社四柳と株式会社南出キカイが、M&Aを通じて新たな道を切り拓きました。この成功事例を深く掘り下げ、それぞれの企業がM&Aに至った背景と、その後の展望についてお伝えします。
M&Aに至る経緯
株式会社四柳は、ポンプ販売やメンテナンス事業を担う企業です。創業者の孫であり3代目社長の四柳晴雄氏は、コロナ禍により会社の未来に危機感を抱き、成長戦略としてM&Aの可能性を探ることを決意しました。
様々な候補先と面談の中で、どの企業とシナジーを生むことができるのかを考慮しますが、なかなか条件に合致するところが見つからなかったのです。
そんな中、吉田武明氏が専務取締役を務める株式会社南出キカイがポンプのメンテナンス事業の立ち上げを計画していることに気が付きました。自社の強みにも合致し、良いM&Aとなる可能性が高いと見込んだ四柳氏は、南出キカイへのM&A提案を行います。
経営者間の連携とシナジーの議論
提案後、四柳氏と吉田氏は1年半以上にわたって何度も意見を交わし、シナジー創出の可能性について深く議論しました。この間にお互いの企業文化やビジネスモデルなどを理解し合い、両社が目指す方向性を明確にしました。
このような緊密なコミュニケーションを経て、最終的に両社のM&Aの実現へとつながりました。具体的には、四柳社長が再度M&Aキャピタルパートナーズ株式会社に連絡を取り、成約までの支援を依頼したのです。
M&Aキャピタルパートナーズの支援
M&Aの仲介を行ったのはM&Aキャピタルパートナーズ株式会社です。同社は東京を拠点にM&Aの専門家として活動しており、幅広い業界における経験を持っています。担当アドバイザーの林聡一郎氏および藤田晃市氏は、それぞれの専門知識と人脈を活かし、両社のM&Aをスムーズに進行させました。
企業情報
取締役会⻑: 四柳晴雄氏
本社: 大阪府大阪市
事業内容: 機械器具の選定販売、メンテナンス事業
専務取締役: 吉田武明氏
本社: 大阪府大阪市
事業内容: 産業機械の卸売業
最後に
このM&Aは、両社にとって新たな成長のステップとなると同時に、地域経済にも貢献するものと期待されています。四柳氏と吉田氏は、これからも市場での競争力を高め、業界の発展に寄与していくことでしょう。今後の進展に注目です。
詳しいM&Aの成功事例については、
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