視覚障害者支援
2025-08-21 09:10:39

視覚障害者の歩行をサポートする新たな誘導アイテム体験会が大阪で開催!

視覚障害者を支える新たな誘導アイテム



視覚障害者のための歩行誘導マット「歩導くんガイドウェイ」は、国内で高いシェアを誇る錦城護謨株式会社が開発した製品です。このマットは、視覚障害者が屋内で「認識しやすく」かつ「迷子になりにくい」と好評を得ています。7月23日には、大阪で視覚障害者のための体験会が行われ、パラアスリートたちがその特徴を実際に試しました。

体験会の概要


イベントは、関彰商事株式会社の協力のもと、同社つくば本社のロビーで実施されました。パラアスリートであり、東京パラリンピックに出場した山口凌河選手と高橋利恵子選手が参加し、「歩導くんガイドウェイ」を体験しました。

「歩導くんガイドウェイ」とは?


「歩導くんガイドウェイ」は、視覚障害者が白杖を突いた際の感触で床との違いを感じ取りやすい、幅300mm、高さ最大7mmのゴム製マットです。両端がスロープになっているため、車椅子やベビーカーでも通行可能です。このマットが設置された場所では、点字ブロックとは異なる体験が得られます。

実際に体験した山口選手は、「足で踏んだ感触も違いが分かりやすかった」とコメントしました。これは、視覚障害者の方が自分の進行方向を確実に感じる手伝いになります。

トイレ誘導ライン「ガイドレット」


さらに、視覚障害者用トイレ誘導ライン「ガイドレット」は、バリアフリートイレ内の「迷い」を解消するために設計されています。入口からトイレブース、洗面台までの動線を示すこのスティック状のアイテムは、高橋選手も体験しました。「バリアフリートイレは迷子になることが多いが、これがあれば利用しやすくなる」と評価しました。

視覚障害者歩行テープ「ココテープ」


最後に紹介されたのが視覚障害者歩行テープ「ココテープ」です。このテープは、幅48mmの塩化ビニル製で、必要な場所にだけ貼り付けて使えます。山口選手は、「海外遠征時の目印に便利。新幹線での移動時など、戻る場所の記憶に役立つ」と語りました。高橋選手も、「このような目印を使用することへの理解が広がれば、社会的なバリアも解消される」と期待を寄せました。

会社の取り組みと今後の展望


錦城護謨は、これらのアイテムを通じて、視覚障害者を含む全ての人が自由に移動できる環境を整えることを目指しています。今後も公共・民間施設での理解促進と普及を進める意向を示しています。

プロダクト情報


  • - 歩導くんガイドウェイ: 設置実績あり、カラーは6色展開で特注色も可能。詳細は公式サイトで。
  • - ガイドレット: 簡単に設置できる利便性が魅力。
  • - ココテープ: が必要な場所に持ち運べる便利なアイテム。

結論


視覚障害者が安心して移動できる環境を作るために、錦城護謨は新しいアイテムを次々と開発しています。今後、多くの人々に使われ、理解が深まることで、視覚障害者の支援が進むことを期待しています。


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