ダイケンのハンガーレールシリーズおよびその利活用法
大阪市に本社を構える株式会社ダイケンでは、長年にわたり建築金物や外装用建材などの製造を行ってきました。最新の取り組みとして、ハンガーレールシリーズの「用途事例」を公式ウェブサイト上に公開し、特注相談窓口の設置を発表しました。これにより、ユーザーは導入前に参考情報を得ることができ、迅速な特注製品の相談も進めやすくなります。
ハンガーレールシリーズについて
ダイケンのハンガーレールシリーズは、1950年代から販売されている主力製品の一つです。このシリーズは、工場の重い扉を吊り下げて可動させるための「ハンガーレール部品」に加え、製造工場や物流倉庫での作業効率化に貢献する「マテハン用部品」から成り立っています。
ハンガーレール部品
この部品群には、扉を吊るための「吊り車」、吊り車を支える「ハンガーレール」、レールを天井や壁に固定する「受け」などが含まれます。材料はスチール、ステンレス、アルミの3種類から選択可能で、多様な使用シーンに対応しています。
マテハン用部品
これらは、工具や部品を効果的に吊り下げて移動させるために設計されています。加えて、防球ネットやビニールシートを吊るための部品も取り揃え、特に物流業界や製造業においての作業効率化に寄与しています。
公開された用途事例
ダイケンでは、公式ブログ「ダイケンBLOG」において、ハンガーレールシリーズの多彩な用途事例を紹介しています。たとえば、アパレルショップのディスプレイ什器や熱処理施設での半製品の移動、さらにはリハビリ器具の吊り下げ利用など、多岐にわたる実績が示されており、新たな導入を検討されているお客様にとって参考になるでしょう。
専用相談窓口の運用開始
新しく設置された特注相談窓口では、専用WEBフォームを通して、ハンガーレールに関する特注や用途に関する相談を一元化しています。これにより、迅速な対応が可能となり、顧客のニーズに対する柔軟性が増します。
今後の展望
ダイケンは、ハンガーレールシリーズの適用範囲を広げることで、さまざまな業種の要求に応えていく方針です。特注製品のご相談は、QRコードからアクセス可能なカタログやブログ内のリンクバナーを介して行えます。
このような新サービスを通じて、ダイケンはお客様の工場や業務のニーズに応じた製品・サービスを提供し続けていく所存です。
会社概要
1924年に創業し、日本の住環境を支える数百種類以上の建築金物を製造するダイケン。特にハンガーレールや駐輪施設などではトップメーカーとして知られています。
日々の生活を豊かにするために、ダイケンは常に新しい技術とアイデアを取り入れ、さらなる向上を目指していきます。