KEIアドバンスが新たに提供するアカデミック日本語教育プログラム
株式会社KEIアドバンスは、2026年4月入学予定の国内大学向けにインバウンド留学生のためのアカデミック日本語教育プログラムを新たに導入します。このプログラムは、急増するインバウンド留学に対応し、入学前後に留学生が日本語を効率よく学べるように設計されています。
インバウンド留学の現状と課題
コロナ禍からの回復を受け、留学生の数は急速に増加しています。現在、大学や高等専門学校に在籍するインバウンド留学生の数は229,000名を超え、地理的に近い中国やネパール、ミャンマーなどアジア圏からの留学生が多数を占めています。しかし、その一方で、日本語の能力には個人差があり、大学の授業に適応できず苦労する留学生が増えているとの報告もあります。
日本語能力試験N2を基準としながらも、入学時点でこの基準に達していない学生や、N2を取得したものの授業にスムーズに対応できない学生が多く見られます。この状況が、大学側の授業運営における新たな課題となっていることは否めません。大学教職員からは、入学時の日本語力にばらつきがあり、教育方針を統一しづらいという声が聞かれています。
新たな教育プログラムの特徴
このような背景を受けて、KEIアドバンスは「アカデミック日本語教育プログラム」を開発しました。このプログラムは、入学前後(特に3月から)に実施され、留学生が大学生活を円滑に開始するためのサポートを行います。プログラムは、2つの形式で提供されます。1つはe-ラーニング教材、もう1つはオンライン授業です。
e-ラーニング教材
早稲田大学発のスタートアップ企業、空間概念研究所と共同開発した「e-ラーニング教材」では、中国語や英語に対応した教材を提供します。この教材は、留学生が自国の自宅で訪日前から受講することが可能です。さらに、早稲田大学の教授陣が監修した内容で、高速言語習得メソッドも採用されています。
オンライン授業
また、オンライン授業では、SOCCS異文化間コミュニケーション研究所の山口博嗣氏とKEIアドバンスの共同開発によるプログラムが提供されます。大学の実際の授業を想定した場面別ロールプレイ教材を用いて、各大学にカスタマイズされて提供されます。
プログラムの効果と参加方法
両プログラムは、入学までに一定レベルのアカデミック日本語を身につけることで、大学教育のスムーズな開始をサポートします。これにより、インバウンド留学生が直面する日本語力の不均衡への対応が期待されています。
参加を希望する大学は、KEIアドバンスの留学生事業部まで問い合わせることが可能です。プログラムは2026年度入学生を対象に開始されまるため、参加を希望する大学からの早期の問い合わせをお勧めします。
お問い合わせ情報
KEIアドバンスは、留学生と日本の大学双方の活性化を目指し、日本語教育を通じて教育の質を向上させる新たな取り組みを行っています。