大阪発のリユース業界革新!サービス統合で滞留在庫問題を解決
近年、リユース市場が急成長を遂げるなか、滞留在庫の問題は多くの企業にとって頭痛の種でした。しかし、そんな中、大阪に本社を置く株式会社NOVASTO(ノヴァスト)と東京の株式会社MONO Technologies(モノテクノロジーズ)が手を組み、リユース商品の出品代行サービスを統合したことが発表されました。この統合により、リユース事業者の厄介な滞留在庫問題が大きく進展することが期待されています。
サービス統合の背景
NOVASTOは「MEGURU出品代行」を、MONO Technologiesは「マカセル for B」を運営し、リユース企業が仕入れた商品の出品をサポートしてきました。両社は出品代行事業への持続可能な取り組みを進め、スムーズな流通を促進するためにこの統合を決定しました。これにより、企業が抱える在庫の滞留を解消し、より多様なリユース市場のニーズに応えることを目指します。
出品代行とは?
出品代行サービスは、リユース業者が購入した商品をダンボールに詰めるだけで、採寸や撮影など手間のかかる出品作業を代行するサービスです。リユースという新しい価値の提供とともに、作業の負担を大幅に軽減します。
公式サイト:
サービス統合のメリット
このサービス統合によって得られるメリットは大きく分けて三つあります。
1.
配送コストの削減
大阪と東京の拠点を活用することで、これまで高かった配送コストを軽減できるようになります。特に、両地域のサービスが連携することで、地域による負担が少なくなり、運用の効率化が図れます。
2.
サービス品質の向上
両社の経験とノウハウを共有することで、出品速度や商品クオリティが向上し、顧客満足度が高まることが期待されます。これにより、商品の売れ行きも改善されます。
3.
事業認知度の拡大
現在、リユース市場は競争が激化していますが、出品代行サービスそのものの認知度が低いのが課題です。両社が協力してプロモーション活動を行うことで、この市場をさらに活性化させることが目標です。
特に、低単価商品はこれまで流通しづらい傾向にありますが、出品代行を通じて新たな流通経路を確保することが可能になります。
今後の展望
MONO Technologiesの代表である大迫氏は、双方のリソースを共有することによって、クライアントへのサービス向上が図れると強調しています。また、NOVASTOの代表佐藤氏もこの統合によって、リユース市場全体の向上と持続可能なビジネス環境の構築を進めていくと述べています。
会社情報
株式会社MONO Technologies
株式会社NOVASTO
- - 代表者名:佐藤秀平
- - 設立年月:2016年10月
- - 所在地:大阪府吹田市豊津町9-22
- - ウェブサイト:novasto.co.jp