志布志港での港湾物流のデジタル化に向けた新しいステップとは？

志布志港で進化する港湾物流のデジタル化

最近、九州の志布志港において、港湾物流関係者の業務を効率化するための会議が開催されました。この会議は、全ての関係者が集まり、サイバーポートという新たなデータプラットフォームを介して物流業務のデジタル化を推進する目的で実施されました。

サイバーポートとは？

サイバーポートは、国土交通省が運用する電子化されたデータプラットフォームです。これにより、港湾に関連する様々な手続きや業務が一元的に管理され、効率化が図られます。一社単位での導入も有効ですが、複数の事業者が一体となった利用がより大きな効果を発揮することが期待されています。

会議の背景と目的

志布志港では、これまでに実施された現地説明会でサイバーポートに関心を持つ事業者が増加しました。これを受けて、令和7年11月10日に「志布志港コンテナ物流DXプロジェクト推進会議」を設置し、海貨、通関、ターミナルなど様々な分野の関係者が参画しました。会議では、港湾物流DXの目指す姿や、サイバーポート導入に向けた具体的な方策について議論されました。