シーイーシーが新たに提供する「SmartSESAME xIDiA」とは
株式会社シーイーシーは、2025年12月に新しいプラットフォーム「SmartSESAME xIDiA」をリリースします。このサービスは、特許出願中のAI技術を用いて情報エコシステムを構築し、紙文書やデジタルデータを効率よく活用することを目的としています。
「SmartSESAME xIDiA」の特徴
「xIDiA」は、AIによるデータの自動分類技術を活用し、業務の特性や必要な情報を把握して自動的に最適なフォルダーを仮想生成します。これにより、利用者が求める情報に直感的にアクセスできる仕組みが整います。従来の情報検索における煩わしさを解消し、迅速な意思決定を支援します。
さらに、クラウドストレージやメール、チャットなど組織内の様々な情報を対象に、業務の流れやナレッジをつなげる新たな体験を提供します。
DX推進の重要性
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速し、多くの企業が業務ツールを導入しています。しかし、情報が散在することで非効率な作業や重複した業務が発生しているのも現実です。そこでシーイーシーは、AIの力を借りてドキュメントの価値を最大限に引き出すことを目指しています。
具体的な機能
1.
AIによる仮想フォルダー生成
利用者自身の業務特性に基づき、AIが自動的にフォルダーを作成します。これにより、必要な情報をスピーディに見つけることが可能に。
2.
対話型検索機能
利用者が自然な言葉でAIに問いかけることで、関連する情報を複数の観点から引き出すことができます。結果はフィードバックを通じて、より精度の高い情報提供を期待できます。
3.
セキュリティの強化
開放された情報へのアクセスは制限されており、利用者が検索できる情報は権限に基づいて管理されるため、安心して利用できます。また必要なデータだけを安全に抽出するシステムで、セキュリティにも配慮されています。
価格と提供開始について
「SmartSESAME xIDiA」の導入は、個別見積の形で行われ、初期費用と月額利用料が設定される予定です。
展示会への出展
シーイーシーは、「地方自治情報化推進フェア2025」に出展予定です。この展示会は2025年10月に開催され、入場は無料ですが、事前の登録が必要です。
最後に
シーイーシーの「SmartSESAME xIDiA」は、業務の効率化やナレッジ共有を新しい形で実現するために開発されたプラットフォームです。今後は国内外での展開を目指し、さらなるサービスの充実を図るとのこと。今後の展開にぜひご注目ください。