伊藤歩が新たに挑む映画『おーるーブルー』
女優の伊藤歩が、監督・脚本を北口ユースケが手がける映画『おーるーブルー』に出演することが決まりました。本作は、沖縄・久米島を舞台にした「デジタルデトックス」の要素を取り入れたロードムービーとなっています。
地元の家族の再生を描くストーリー
映画は、スマートフォンを中心とした日常に疲れを感じている父と息子の物語。二人は、おじいの危篤をきっかけに久米島に帰省します。しかし、現実には仕事の電話やメールに妨げられてしまい、自然との繋がりを取り戻すことができずにいます。最終的に、父は息子のスマホを海に投げ捨て、二人はインターネットから切り離された生活を始めることになります。
この過程で、彼らは互いに向き合い、自然を体験することで次第に人間らしさを取り戻していくのです。特に、伊藤が演じる役は、元妻の凪として、家族の再生において重要な役割を担います。
伊藤歩のコメント
伊藤は映画の舞台である沖縄について特別な想いを語っています。彼女はこれまでにも沖縄を訪れ、ダイビングや陶芸品の購入などに情熱を注いできたことを明かしました。「久米島には初めて訪れることになりますが、地元の人々が協力してくれると聞いて、わくわくしています。」とコメントしており、映画が心に残る作品となることを強く願っています。
クランクインとクラウドファンディング
現在、本作は2024年10月のクランクインに向けて準備中です。また、製作費を集めるためのクラウドファンディングも行われており、2025年7月31日まで参加できるとのこと。ファンからの支援があれば、完成度の高い作品になることでしょう。
まとめ
映画『おーるーブルー』は、デジタルデトックスというテーマを通じて家族の大切さを描いた一作です。伊藤歩が演じる凪がどのように物語に関与するのか、また、父と息子の絆がどのように深まっていくのかに注目です。久米島の美しい風景も見どころで、多くの人に愛される作品となることを期待しています。