吉田裕史が語る音楽の奇跡と指揮者への道

2023年8月24日と31日に放送される番組『コシノジュンコMASACA』では、世界的指揮者である吉田裕史さんが登場します。吉田さんは、モデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニーの音楽監督に加え、ウクライナ国立オデーサ歌劇場の首席客演指揮者としても活躍しています。

吉田裕史の音楽人生の歩み

彼の音楽の旅路は、波乱万丈であり、多くの奇跡に満ちています。今年の春、吉田さんはウクライナから特別なオーケストラを率いて来日し、現地の厳しい状況の中でリハーサルを行わなければならない日々を過ごしていました。シェルターでの練習や、クラウドファンディングによる公演実現といった、音楽に対する情熱と人々との絆が織りなす物語を聞くことができます。

日本初の特別コンサート

さらに、9月にはモデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニーによる日本初の単独コンサートも予定されています。大阪・関西万博会場EXPOホール「シャインハット」にて、イタリアンウィークの一環として登場します。このコンサートは、吉田さんによる特別な演出が施され、彼の音楽的なビジョンが色濃く反映されることでしょう。

吉田裕史の新著とその思い

また、同月16日には、吉田さん自らの半生を振り返った著書『魂の音楽よ、日本に届け』も刊行予定です。本書では、音楽家としての成長や、数々の出会い、自身の決意についてつづられています。特に高校時代、小澤征爾さんのコンサートでブラームスの交響曲第1番を聴き、「自分は指揮者になる」と決意したその瞬間が、どのように彼の人生を形作ったのかを知ることができます。

幾多の挑戦と感謝の気持ち

吉田さんは楽屋に忍び込んで「僕は指揮者になります」と宣言した若き日の思い出も語ります。そして、30年後の今、彼がその約束を果たしたことへの感謝や、夢を追い続けることの大切さを伝えます。

番組『コシノジュンコMASACA』では、彼の独自の視点や音楽への情熱が感じられる内容が展開されます。音楽がもたらす絆や、困難を乗り越える力について、ぜひご注目ください。吉田裕史の音楽と言葉が、私たちに感動を与えてくれる瞬間を見逃さないで！