津島遺跡おさんぽ
2025-04-30 23:06:25

岡山大学が開催した歴史探訪イベント「津島遺跡おさんぽ」をレポート

岡山大学が主催した「津島遺跡おさんぽの会」



2025年4月3日、岡山大学大学院社会文化科学研究科の堀内研究室は「津島遺跡おさんぽの会」を開催しました。このイベントには、学生、地域の住民、関連する方々約25名が参加し、歴史と健康づくりをテーマにした貴重な時間を過ごしました。

イベントの背景と目的


この会は、OU-SPRING生である白石奈津栄大学院生と堀内孝教授が2024年12月に発表したプレスリリース「高齢者には生涯学習と身体活動がお勧め」に基づき、岡山大学J-PEAKSの方針に則って行われました。健康の保持・増進と生涯学習の機会提供を目指し、岡山大学と地域との連携を強化することが企図されています。

開会にあたっては、堀内教授と槇野博史名誉教授が挨拶を行い、参加者はまず「倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト」に基づいて修復された楯築特殊器台を見学しました。この器台は、クラウドファンディングでの支援を受けて復元され、歴史的価値が高く、学術研究院社会文化科学学域の清家章教授から解説を受けたことで、参加者たちの学びを深めました。

遺跡&スポーツミュージアム訪問


次に、岡山県総合グランドにある遺跡&スポーツミュージアムを訪れ、館内の学芸員による説明のもと見学しました。このミュージアムでは地域の歴史を学ぶことができ、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。

見学後、参加者は津島遺跡を散策する30分のウォーキングコースと、カフェへ直行するコースの二手に分かれ、歴史的な背景を道々に感じながら交流を深めました。最後に、カフェに合流してアフタヌーンティーを楽しみながら、参加者同士の親睦がさらに深まりました。

多彩な参加者の顔ぶれ


「津島遺跡おさんぽの会」には、岡山の国際理解教育を担うNPO法人「こくさいこどもフォーラム岡山」や楯築ルネッサンスなど、さまざまな歴史愛好家や研究者が参加しました。また、本学からも多くの大学院生・学部生・留学生が参加し、歴史的な背景を学びながら異文化理解に努める貴重な機会となりました。

重要性と今後の展望


このイベントは、地域社会とのつながりを深める重要な場として位置づけられ、参加者にとっても健康実践への第一歩を提供するものでした。今後も岡山大学は地域と連携しながら、学びや健康についての取り組みを続けることが期待されています。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学に今後もご注目ください。


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