新次元の舞台芸術「イオランタ/くるみ割り人形」
ウィーン・フォルクスオーパーと東京二期会が手を組んだ新たな舞台作品「イオランタ/くるみ割り人形」が、2025年7月から全国で上演されます。この公演は、チャイコフスキーの名作を基に、オペラとバレエの要素が巧みに融合した、新たな舞台芸術の形を提供します。
夢の懐かしさを呼び起こす物語
「イオランタ」と「くるみ割り人形」という二つの名作は、本来別々の作品ですが、ウィーン・フォルクスオーパー芸術監督ロッテ・デ・ベアの独自の視点により、一つの物語として再構築されました。盲目の王女イオランタが夢の中で出会う“くるみ割り人形”の王子との物語は、ただの舞台を超え、観客に深い感動を与えます。イオランタが視力を取り戻す決意を固めることで、夢と現実が交差する不思議な体験を提供します。
主催者と公演スケジュール
この公演は公益財団法人東京二期会が主催し、東京文化会館でのプレミエの後、愛知、大分の二都市でも公演を予定しています。公演は日本語字幕付きの原語(ロシア語)で上演され、約2時間15分の間に観客は夢の世界に引き込まれます。
公演日程
- 日時:2025年7月18日(金)18:00、19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)各14:00
- 会場:東京文化会館 大ホール
- 日時:2025年7月26日(土) 13:00
- 会場:愛知県芸術劇場 大ホール
- 日時:2025年8月2日(土) 13:00
- 会場:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ
豪華なキャストとスタッフ
演出を手がけるロッテ・デ・ベアの他に、指揮はフランスの俊英マキシム・パスカルが担当し、舞蹈をアンドレイ・カイダノフスキーがつとめます。また、名古屋フィルハーモニー交響楽団を迎えた愛知・大分公演では、実力派ソプラノの梶田真未をはじめとするキャストが集結します。
見逃せない体験
この新次元の舞台作品は、「見ること」「夢を見ること」「生きること」というテーマを通じて、観客に衝撃を与えます。イオランタが見つける“光”と“色”、その中で芽生える「世界を見てみたい」という願いが観客の心の奥深くに響くことでしょう。
観客は、ただ観るだけではなく、共に夢を見、感動を分かち合うことができる特別な時間を体験できるはずです。
全国各地の舞台で実現するこの奇跡的な融合を、ぜひご自身の目で確かめに来てください。詳細については、公式ウェブサイト(https://nikikai.jp)をチェックしてください。心温まる物語と感動的な音楽が織り成す舞台は、あなたの人生の忘れがたい思い出となることでしょう。