木の子ども通貨「mocca」の3周年と新たな挑戦
2023年5月5日、子ども通貨「mocca」が巡る旅は3周年を迎えます。この節目を祝う中で、株式会社midicaが発表した新しいプロジェクトとその背景を深掘りしてみましょう。
moccaは、大阪府堺市に位置する開口神社の「さつきまつり」を起点にして生まれました。この神事は、子どもの成長を祈念するものであり、地域の大人と子どもが互いに感謝の意を伝える仕組みを提供します。moccaでは、祭りやイベントでの手伝いを通じて、子どもたちは地域社会とつながり、実際の体験を重ねていきます。この3年間で、延べ9,149人の子どもが参加し、合計で2,288,600円分のモッカが発行されました。
moccaの理念
moccaの活動の根底には、次の3つの理念があります。
1.
仕事の喜び - 社会に貢献し、感謝されることの喜びを感じること。
2.
自発的行動力 - 自身の好きや得意を見つけ、個性を育むこと。
3.
社会との接点 - 人とのつながりを楽しむこと。
この活動を通じて、子どもたちは社会の一員としての意識を深め、地域の大人との絆を強める体験を得ています。私たちは、デジタル化が進む現代においても、心が通じ合う交流が重要だと信じています。
新プロジェクトの始動
3周年を迎えるにあたり、moccaはNP法人「子ども通貨基金(仮称)」の設立を発表し、子どもAIガイドラインの社会実装に向けた新しいプロジェクトに着手します。このような取り組みは、AIが人々の生活を大きく変えていく中で、子どもにとって重要な教育の要素になることを目指しています。
AI技術が進化する現代では、単にAIを使う操作スキルだけでなく、自己理解や思考する力が求められています。このままだと、価値観が偏ってしまうリスクがあるため、moccaは子どもたちがAIを適切に扱うための基礎を築くことが使命です。
今後の展望
新たな子どもAIガイドラインを社会に根付かせるために、moccaは次の3つの運営基盤を再設計しています。
1.
NPO法人「子ども通貨基金」の設立 - 原資の透明性と持続性を確保し、地域の人々がフラットに関与できる体制を構築します。
2.
全国展開のための導入支援 - 地域の課題に即した体験設計を提供し、日本中に子どもを中心とした「地域経済圏」を広げる。
3.
運営のDX化 - アナログ体験を大切にしつつも、デジタル技術を用いて運営の安全性や正確性を高める。
公式イベントとコミュニティの拡充
今後は、2026年5月5日に開口神社で開催される第30回「さつきまつり」にも注目が集まります。このイベントでは、地域の人々が集い、子どもの成長を祝福する場としても重要な意味を持っています。
代表の西川聡志氏は、「moccaを通じて、子どもたちが自分らしく生き、地域の大人たちがその成長を支援することが当たり前の社会を共に創っていければ幸いです」とメッセージを寄せています。
最後に
子ども通貨「mocca」が実現しようとしているビジョンは、地域の温かい交流を育む場の創出です。この3年間で得た体験やノウハウを活かしながら、AI時代を生きる子どもたちが自分の道を見つける手助けを行っていくことを、今後も継続して目指していきます。これからのmoccaの展開にご注目ください。