新たな文化の継承へ、アライアンスの誕生
今年、VOICENCEと愛企画センターが歴史的なアライアンスを締結しました。目的は、日本の物語文化を次世代に伝え、更には海外へも広めていくことです。この取り組みの第一弾として、2026年9月18日から麻布台ヒルズギャラリースペースで開催される『POP UP BOX「まんが日本昔ばなし展 –昔、むかし、あるところに…」』では、親しまれた語り手である市原悦子さんと常田富士男さんの公認AI音声を活用し、多言語での一大展示が実現します。
文化の価値を守る取り組み
このアライアンスの背景には、生成AIの無断利用問題が存在します。逝去された両者の声を用いたAI音声は、公認された権利者の同意に基づいてのみ使用されます。VOICENCEは、この声の価値を尊重しつつ、次世代へ受け継ぐ仕組み作りを進めています。
また、VOICENCEは独自の『トラスト技術』を開発し、音声の真正性を保証する基盤を整えています。これにより、人々が安心して公認AI音声を利用できるような土台を築いています。愛企画センターは『まんが日本昔ばなし』のライセンスを保有し、歴史的作品をデジタル化して、保全・伝承を進めてきました。
世界初の試み、多言語デジタルサイネージ
このイベントのハイライトは、AI音声による6か国語での語りです。VOICENCEの最新技術を活用し、来場者が操作できるタッチパネル式のデジタルサイネージを設置。『かぐや姫』を題材にした動画は、日本語、英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語の全6言語で楽しめます。これにより、日本の物語を越えた文化交流が促進されることを期待しています。
展示会の概要と魅力
『まんが日本昔ばなし展』は、50周年を迎えた同作品の集大成とも言える内容。キャラクターグッズの販売や、アニメに登場するお気に入りのキャラクターたちのお出迎えもあり、ファンにはたまらない内容が盛りだくさんです。
開催情報
- - イベント名称: POP UP BOX「まんが日本昔ばなし展 –昔、むかし、あるところに…」
- - 開催期間: 2026年9月18日(金)~10月25日(日)
- - 会場: 麻布台ヒルズギャラリースペース (東京都港区虎ノ門5-8-1)
- - 入場料: 無料
公式サイトでは、事前の情報も随時更新されるのでチェックしてみてください。
声の権利を守るための合意形成
この取り組みには、音声に関する権利を守るための厳重な合意形成が行われています。市原悦子さんと常田富士男さんの声を使用するにあたり、各関係者との誠実な対話を重ね、故人の意向が尊重される形で使用されています。
今後の展望
VOICENCEと愛企画センターは、今回のアライアンスを契機に、多様な物語体験の提供に向けて積極的に活動を展開する意向です。権利者のクリエイティビティを尊重しながら、日本の物語文化がこれからも受け継がれていくよう、邁進していくことでしょう。
文化遺産である日本の昔ばなしを、新たな形で体感できる貴重な機会。この展覧会を通じて、皆さまも日本の物語の魅力を再発見してみませんか?