船井総研ロジの『経営現場研修』がもたらす気づき
船井総研ロジ株式会社は、現場の重要性を強く意識した研修プログラムを実施しています。その名も『経営現場研修』。新卒2年目の経営コンサルタントを対象に、物流先進企業6社で3日間にわたる実地研修を行いました。このプログラムは、現場を知ることによる経営理解の深化を目的としています。
研修の目的と背景
船井総研グループは創業以来、現場主義を大切にしています。「現場で何が起こっているかわからなければ良いコンサルタントにはなれない」という信念のもと、取引先の業務を通じて実際に現場を体感する研修が行われています。参加者は、日頃は目にすることのない経営現場や、経営者のオペレーションを直に体験することができるため、この研修は非常に人気があります。
研修概要と内容
研修は、以下のような目的で行われました:
1. 業種・業態・部門特性の理解促進
2. 業務内容(フロー・実態)の理解促進
3. 経営者の仕事内容、特性、思考法の理解促進
4. 経営と現場のギャップの理解
5. 課題発見能力の養成
参加者は新卒社員18名、キャリア採用社員3名の合計21名。研修は、実際に取引先企業の各事業所で行われ、社長や経営陣に密着して業務を経験しました。
参加者の声
参加者たちは、実際の研修を通じて様々な気づきを得ていました。参加者Aは、「会社の成長はトップの経営力によって決まる」ということを痛感したと述べ、トップは経営の重要な部分にリソースを集中している姿に感銘を受けたと語っています。また、参加者Bは、企業が伸びるためには戦略を明確にし、組織全体で実行するための仕組みが必須であると学びました。特に印象深かったのは、週次で行われる「マンデーミーティング」で、ここで全社員が同じ情報を基に議論を交わす様子でした。
参加者Cは、カーレントサービスの「ロジストラクション」という高付加価値サービスの背景を知りたかったと述べ、このサービスが顧客の課題を解決するための戦略に基づいていることを理解しました。経営理論に基づく戦略の組み立てや、実行に落とし込む過程は、コンサルタントとしての自身の成長にも繋がる重要な学びとなったようです。
船井総研ロジの役割と期待
船井総研ロジは、物流・ロジスティクス領域において日本最大級のコンサルティングファームです。戦略・戦術の策定から実行まで、一貫してサポートを行なっています。輝かしい成果を上げるためには、戦略だけではなく、現場の実情を理解し、課題を把握する力が求められます。今回の研修は、その重要性を再認識させる機会となったことでしょう。
会社概要
船井総研ロジは、東京本社と大阪本社を持ち、各地でのコンサルティング実績を活かした実行型のアプローチでお客様の課題解決をサポートしています。これからも経営コンサルタントとして必要なスキルを育成する取り組みが続けられることでしょう。