岡山大学の新たな挑戦
2025-09-07 16:00:23

岡山大学が地域スタートアップの未来を開く「イノベーションコンソーシアム」とは

広がる岡山エリアのスタートアップ支援



2025年8月26日、岡山大学津島キャンパスの共創イノベーションラボKIBINOVEで、「岡山イノベーションコンソーシアム」の発足イベントが盛大に開催されました。このコンソーシアムは、岡山市を中心に県内の各組織が連携し、スタートアップ支援を強化するために設立された新たなプラットフォームです。

コンソーシアムの目的と意義



この取り組みでは、岡山県や倉敷市、大学、経済団体、金融機関、メディア、スタートアップ支援組織などが参加しています。特に、岡山市と愛媛県との共同プロジェクト「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」は、内閣府から「NEXTグローバル拠点都市」に選定されており、今後はこのコンソーシアムがその中核的な役割を担っていきます。

イベントの開催内容



イベントには多くのあいさつや活動紹介があり、岡山市長の大森雅夫さんがスタートアップ支援拠点「ももスタ」の重要性を強調しました。「ももスタを中心に、刺激の輪を広げていきたい」と語る大森市長の言葉が印象的でした。

また、イベントでは岡山エリアで活躍する5つの企業がそれぞれの事業を紹介しました。例えば、学生の就職活動を新しい方法で支援する株式会社ABABAや、水流を使った発電技術に挑むハイドロヴィーナスは岡山大学発のベンチャーです。さらに、手軽に感謝の気持ちを届ける「ぺこり」、植物成長を助ける肥料を開発する「WAKU」、在宅療養者の支援を行う「Cone・Xi」などが、熱心にプレゼンテーションを行いました。参加者は地域資源を生かしたこれらのスタートアップに興味を示し、熱気あふれるピッチが展開されました。

岡山大学の役割と展望



イベントの最後には、岡山大学の那須保友学長が「KIBINOVEは自由な挑戦の場」とし、今後も「ももスタ」や他の地域拠点と連携していく旨を強調しました。学長は、新たなアイデアを地域実装に結びつけていく意気込みを語り、参加者の共感を呼びました。

このように岡山大学は、地域の中核・特色ある研究大学として、新たなスタートアップの創出と成長を支え、地域イノベーションを推進する役割を果たしています。今後も多様なパートナーと協働し、地域の未来を切り開いていく取り組みに期待が寄せられます。

参考情報



岡山大学では、スタートアップの支援に関するさまざまな取り組みを行っています。詳しくは、岡山大学のスタートアップ・ベンチャー創出本部をご覧ください。地域との共創・共育を進める岡山大学の最新の動きをぜひチェックしてみてください。これからの岡山エリアの発展に注目が集まります。


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