古典喜劇『スガナレル』を演じよう!
劇団俳優座と東京新聞が共同で企画した演劇講座「いきなり俳優!」の第9期が、今年7月から東京・千代田区の東京新聞本社で開幕します。今回の講座では、フランスの著名な劇作家モリエールが手掛けた喜劇「スガナレル」を題材にします。物語は、嫉妬深い町人スガナレルが勘違いを重ねながら引き起こす騒動を描き、観客を笑わせる要素が満載です。
講座の概要
この講座は、全10回のプログラムで構成され、期間は7月5日から9月21日まで。毎週土曜日に開催され、合計で20時間の授業を通じて、受講生は演じる楽しさを体験できます。9月21日には、講座の集大成として合同ミニ発表会も予定されています。
各回は、午前10時、午後1時、午後4時の3つの時間から選ぶことができます。受講料は49,500円(税込)で、参加申し込みは5月29日が締切。初めての方でも気軽に参加できる内容となっています。
講師の紹介
講師を務めるのは、劇団俳優座で1984年に入団した山本順子さん。舞台や映画での経験豊富な彼女は、受講生に演技の楽しさや奥深さを伝授してくれます。彼女は数々の名作に出演してきた実力派であり、特にモリエール作品に対する理解が深いのが特徴です。
講座の流れ
各回では楽しいシアターゲームやウォーミングアップから始まり、その後は台本を使った本読みや立ち稽古を行います。演技の経験がない方でも、楽しみながら学べる内容が用意されていますので、気軽に参加できます。
最終日の発表会では、場面ごとに実際に演じてみる機会があり、自分の成長を実感できるでしょう。場所は日比谷図書文化館の日比谷コンベンションホールで行われます。
参加条件と申し込み手続き
受講には事前申込が必要で、各部定員は18名。申し込みは先着順ではなく、申込多数の場合は抽選が行われます。必要事項を記入し、申し込みフォームを通じて手続きを行ってください。
申し込み後は、問い合わせについても対応しており、参加者には特別な復習用動画も提供される予定です。
最後に
演劇に興味のある方は、この貴重な機会をぜひ活用してください!古典劇の風刺と笑劇を通じて、新たな自分を発見できるかもしれません。参加希望の方は、早めに申し込みを完了させましょう。詳細は特設サイトにて確認できます。