医療業務効率化の最前線
東京・渋谷区に本社を置く株式会社exmoreは、医療業務のデジタルシフトを進める企業として、新たな一歩を踏み出しました。2026年5月に実施したシードラウンドでの資金調達により、医療機関に寄り添ったAIチャットサービス「SuguDesk」の開発と導入を加速することが発表されました。このプロジェクトにより、患者がよりスムーズに医療にアクセスできる環境を提供することが期待されています。
exmoreのビジョンと取り組み
exmoreは「誰もが安心して医療にアクセスできる社会をつくる」という壮大なビジョンを掲げています。この実現に向けて、医療機関のノンコア業務である受付や問い合わせ対応に特化し、それらの業務を効率化することに取り組んでいます。
今、医療現場では人手不足が深刻な問題となっており、医療従事者は本来の診療業務だけでなく、受付や電話対応に追われています。exmoreのSuguDeskは、こうした課題を解決するために開発されたAIチャットサービスです。
SuguDeskの魅力
SuguDeskは、美容皮膚科や内科、歯科など様々な診療科で既に利用されており、医療機関の公式サイトに設置可能です。患者からの質問に対して、診療時間や予約の方法、アクセス情報などを24時間体制で自動で回答します。これにより、電話による問い合わせの減少だけでなく、受付業務の負担を軽減することができます。
患者体験を向上させる機能
1.
24時間自動回答: SuguDeskを導入することで、患者は必要な情報をいつでも得ることができます。
2.
カスタマイズ可能な回答: 各医療機関の特徴に合った回答が可能で、柔軟に対応できます。
3.
利用状況の可視化: 管理画面から患者の質問傾向が視覚化され、改善点が見えてきます。
医療従事者の声
実際にSuguDeskを導入したクリニックからは、効果的なコミュニケーション手段としての評価が集まっています。たとえば、AdeBクリニックでは、現場で日常的に寄せられる質問をAIに対応させることで、医療スタッフが本来の業務に集中できる環境が整いました。
なぜ問い合わせ対応から始めるのか
国内には105,207の診療所があり、多くが少人数で運営されています。例えば、電話による問い合わせは、混雑時にはつながりにくく、患者に不安を与える要因となります。この状況を打破するために、exmoreは施設一覧にある情報に基づく「問い合わせ対応」業務の効率化に着手しました。
今後の展開
今回の資金調達を利用し、SuguDeskの機能向上に加えて、採用や集患支援など、医療機関経営を支える新たなプロダクト群を開発していく予定です。これにより、医療現場が患者対応や診療に集中できる環境を整備していくことを目指します。
exmoreは、医療DXを推進する仲間を探しているとともに、医療機関の経営パートナーとしての役割を果たすことを目指している熱意のある企業です。今後の成長が非常に楽しみですね。