少子化時代の大学
2025-08-05 11:03:13

清水健氏と語る、少子化時代の大学の役割とは

大阪経済大学での収録を振り返る



2025年7月11日、大阪経済大学のキャリア・コモンズにて、フリーアナウンサーの清水健氏と学生・キャリア支援部部長の加藤正憲氏によるラジオ収録が行われました。この収録は『清水健のボイスブリッジ』(ラジオ関西)という番組の一環で、少子化が進む時代における大学の存在意義や、キャリア支援について深く語り合うものでした。

大学の役割と選ばれるための努力



収録の冒頭、清水氏が加藤部長に「大学を取り巻く環境はどのように変わったのか?」と問いかけると、加藤氏は「大学進学率は上がっているものの、急激な少子化によって大学が淘汰される時代に突入している」と返答しました。これは現在、日本社会全体において非常に重要なテーマです。

清水氏は、「今の大学は学生に選んでもらう立場になっている」と指摘し、加藤氏は「学生が何を基準に大学を選ぶか、そしてそれに応えられる大学になるためには何が必要かを考えなければならない」と述べました。昔のように大学が学生を選ぶ時代から、学生が大学を選ぶ時代に変わったのです。

大学の強みと就職力とは



続いて、清水氏が「大阪経済大学の強みは就職率の良さだと聞いているが、実情はどうか?」と質問しました。加藤氏は「実は就職率ではなく、就職力という概念を重視している」と説明しました。これは、企業で活躍している卒業生の評価から生まれた指標であり、大阪経済大学はそのランキングでも高評価を得ているとのことです。

加藤氏は、同大学のキャリア支援が「納得のいく就職ができる」環境を提供し、学生たちがミスマッチなく企業に就職できる仕組みを整えていると強調しました。早期の内々定がミスマッチにつながる可能性があるとして、慎重なアプローチも必要だと述べました。

「つながる力」というキーワード



最後に、清水氏が「大阪経済大学を一言でアピールするなら?」と尋ねると、加藤氏は「お堅いイメージがあるかもしれませんが、実は柔らかい大学です。『つながる力』を掲げ、学生と教職員の交流を重要視しています」と答えました。少人数制のゼミナールでは、学生の個々の希望を大切にした支援が行われているとのことで、学生にとっての理想の大学の姿を描いていることが分かりました。

清水氏も、「学生のやりたいことを支援するのが、今の大学に求められている役割」と同意し、加藤氏は社会に愛される大学を目指す姿勢を示しました。

このラジオ収録は、社会の変化に対応する大学のあり方を模索するものでした。和やかな雰囲気の中、メッセージを発信することの重要性を改めて実感させられる時間でした。清水氏はまた、このような取り組みを続けていきたいと、楽しげに語っていました。

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