企業対抗ゴルフ大会「リクルートCUP2025」の激闘
2025年9月13日、静岡県の静岡カントリー浜岡コース&ホテルにて、企業対抗ゴルフトーナメント「リクルートCUP2025」の全国決勝大会が開催されました。今回は厳しい天候が影響を及ぼし、参加した83チーム331名が9ホールに短縮された形式で競い合うこととなりました。
競技の概要
大会は、リロクラブが主催する日本最大級の企業対抗ゴルソン大会。参加チームは、同一企業またはグループに属する4名の正社員で構成されています。競技は18ホールのストロークプレーで、チームの上位3名のスコア合計で順位が決まります。
今年の全国決勝大会では、各地の予選を勝ち抜いたチームが集まる中、強い雨と風の中でのプレーが求められました。参加者は不安定な気候の中、懸命にプレーしました。スタート時には一時的に雨が止む場面もありましたが、時折強く降り注ぐ雨に選手たちは心を折られることなく集中し続けました。
接戦の行方
高松OUT・小笠INスタート組では、豊後プロパン、住友ゴム工業、東ソー、愛三工業の4チームが151ストロークで並び、至難のスコア争いを繰り広げました。大会の規定に従い、トップスコアを記録した豊後プロパンの後藤選手が、2アンダーの34を記録しチームを優勝に導きました。
同じく高松IN・小笠OUTスタート組では、戸祭建設、富士通、コスギ不動産HDの3チームが154ストロークで接戦。戸祭建設の戸祭選手が36でチームを初の栄冠に導き、感動の瞬間が訪れました。
二つの優勝を受けて
豊後プロパンの二度目の優勝と、戸祭建設の初の栄冠はそれぞれどのように実現したのでしょうか。過去の実績がある豊後プロパンは、9ホール短縮に対応し集中したプレーを展開しました。この心がけが、厳しい競技の中での勝利に繋がったといえるでしょう。
一方、戸祭建設は早めのスタートが「まさかの優勝」という結果につながったと考えています。悪天候の中でも最後まで諦めずに戦った姿勢が、勝利を引き寄せたのです。
また、両チームの優勝は、各チームのスコアが接近していたことから大会全体のスキルアップを示す結果ともなりました。競技の中でどのチームにも優勝の可能性があったことが、大会の激しさを物語っています。
春季団体戦2026の告知
競技終了後は、春季団体戦2026の募集を開始する旨が告知されました。夏季大会に比べ、年齢制限がないため幅広い選手が活躍できるイベントです。詳細は11月からの公式サイトで確認できます。
まとめ
リロクラブの努力によって、この大会は年々成長を続け、参加チーム数も増加しています。企業対抗ゴルフトーナメントは、異業種の社員同士が交流する機会を提供しつつ、競技を通じてチームワークの重要性を強調しているのです。このようなイベントがあることで、社員の健康やモチベーション向上に寄与し、企業全体の活力を引き出すことができます。今後もこの大会が多くの参加者に愛され、成長していくことを期待しましょう。