南部鉄器の魅力
2025-11-03 08:26:23

大谷翔平選手も注目!南部鉄器の魅力と匠の技を探る特別対談

南部鉄器の魅力を探る旅へ



日本の伝統工芸の中でも特に注目を集めている「南部鉄器」。その魅力が再び話題に上っています。大谷翔平選手が自身のSNSで紹介したことで、ますます多くの人々がその存在に気付き、興味を持つようになりました。今回は、南部鉄器の製造工程を手がける南部鉄器工房「及富」の8代目・菊地章氏と冨永愛氏が対談した内容をご紹介します。

大谷翔平選手による紹介



ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手がSNSで発信した南部鉄器の鉄瓶は、その美しさだけでなく、日本の伝統工芸の技術力を世界にアピールしました。特に南部鉄器は、全国初の「国の伝統的工芸品」として指定され、多くの人々から愛されています。その魅力はどこにあるのでしょうか。菊地氏の言葉を通じて、その深い世界に迫っていきます。

「及富」とは



南部鉄器工房「及富」は、長い歴史を持つ工房の一つで、菊地章氏は8代目としてその技術を受け継いでいます。工房では、伝統を守りながらも新しいデザインにも挑戦しており、「A'デザインアワード」や「グッドデザイン賞」など、国際的な評価も得ています。菊地氏のアプローチは、ただ伝統を守るだけでなく、未来へと繋げる革新性が見られます。

南部鉄器の歴史



南部鉄器の歴史は平安時代にさかのぼります。藤原氏が近江の国から鋳物職人を招き、仏具や釜を製造したことが起源とされています。その後、江戸時代中期には、藩主が京都から鋳物職人を迎え入れ、鉄瓶や茶釜の生産が盛んになりました。昭和34年には、奥州と盛岡の職人が融合し、今の「南部鉄器」という形が定まりました。

製造工程の神秘



菊地氏は、南部鉄器の製造工程を特別に公開しました。鉄瓶の内部に空洞を作る過程では、わずか1ミリのズレも許されない繊細さが求められます。溶かした鉄を型に流し込む際も、職人の目利きが重要で、冷やされたときの厚さが均一になるよう極めて注意深く作業が行われます。これほどの職人技は、まさに匠の技と言えます。

伝統を受け継ぎ未来へ



対談では、菊地氏が考案した革新的なデザインの鉄瓶も披露されました。伝統を守りながらも、近代的な感覚を取り入れたそのデザインは、まさに未来を見据えた作品です。南部鉄器が今後どう進化していくのか、注目が集まります。

放送情報



「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」は、毎週水曜日の夜10時からBS日テレで放送されます。次回の放送では、南部鉄器編として、菊地氏との貴重な対談をお楽しみいただけます。また、公式SNSでは、ロケ中の冨永愛さんのオフショットも配信中です。ぜひご覧ください。

【番組名】冨永愛の伝統to未来
【放送局】BS日テレ
【番組公式HP】公式サイト
【番組公式SNS】X | YouTube | TikTok

南部鉄器の繊細で美しい世界をご堪能いただけるこの機会をお見逃しなく。


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