ミスミ、DX銘柄選定
2025-04-11 15:22:31

ミスミグループ、デジタルトランスフォーメーション銘柄2025に初選定

ミスミグループ、デジタルトランスフォーメーション銘柄2025選定



2024年4月11日、株式会社ミスミグループ本社がデジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2025に初めて選定されました。この選定は、経済産業省、東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構が共同で行うもので、デジタル技術を活用し、企業価値を高めようとする企業が評価されるものです。

DX銘柄とは



DX銘柄の選定は、東京証券取引所に上場する企業の中から、デジタル技術を駆使したビジネスモデルの改革と新たな成長戦略に向けた取り組みがなされている企業を対象に行われます。ミスミは、デジタルトランスフォーメーションを進めるための体制を整え、企業価値向上を実現している企業として評価され、2025年版の31社の一員となりました。

ミスミのDXへの取り組み



ミスミは、既存の機械部品調達のプロセスを改革すべく、1970年代からデジタル技術の導入を進めてきました。現在、デジタル技術と60年以上のものづくりのノウハウを融合させた「デジタルモデルシフト」という戦略を推進しています。この戦略のもとでは、特注部品を迅速に提供する「meviy(メビー)」を開発し、迅速な調達を実現。一方で、500社以上のサプライヤーの在庫情報をもとに、調達能力を向上させた「D-JIT(ディージット)」も多くのユーザーから支持を集めています。

これにより、国内外合わせて17万ユーザーの獲得に成功し、4年連続で業界No.1のシェアを誇っています。このようにデジタル技術の活用を通じて、グローバルなビジネスニーズに柔軟に応える力を強化しています。

ミスミの評価



評価のポイントとして、ミスミが目指す「顧客の工数削減」と「確実短納期」の実現が高く評価されています。デジタル技術への積極的な取り組みや短納期での少量多品種生産が、ミスミのビジネスモデルを理解する上での重要な要素となっています。また、デジタル人材の育成やビジネスモデルの反映も見逃せないポイントです。企業の成長にはデジタル技術の深い活用が求められており、ミスミはその開拓において先駆的な存在です。

ミスミの事業モデル



ミスミグループは、オートメーションの分野に必要な機械部品や工具、消耗品を、世界31.8万社に提供しています。製造機能を持ちつつ、他社のブランド品を扱う商社としての特性も持ち合わせており、独自の事業モデルを展開しています。このモデルにより、「グローバル確実短納期」を実現し、顧客の利便性向上に寄与しています。

ミスミのデジタルへの取り組みは、ただ技術を導入するだけに留まらず、企業価値を高めるための土台を築いています。DX銘柄の選定を契機に、さらなる成長を目指す姿勢が見逃せません。


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