UAEパビリオン訪問
2025-04-22 09:04:27

2025年大阪・関西万博、UAEパビリオンへ元外務大臣が歴史的訪問

2025年大阪・関西万博のUAEパビリオンが再び注目の的に



2025年大阪・関西万博に向け、UAE(アラブ首長国連邦)の元外務大臣ラシード・アル・ヌアイミ氏が、UAEパビリオンを訪問しました。この訪問は、1970年の大阪万博においてアブダビ館の公式代表コミッショナー・ジェネラルを務めた彼にとって戦後55年ぶりの意義ある機会です。

当時の万博では、UAEが国際舞台に最初に姿を現し、その文化や歴史を紹介することで、国家としての確固たる基盤を築くきっかけとなりました。アル・ヌアイミ氏は、シハブ・アルファヒム駐日特命全権大使と共にUAEパビリオンを視察し、子どもから大人まで楽しめる展示を体験しました。このパビリオンは、「大地から天空へ」というテーマで構成された没入型空間で、UAEの文化遺産から先端技術までが融合しています。

シハブ・アルファヒム大使との出迎え



アル・ヌアイミ氏は、シハブ・アルファヒム大使の温かいお出迎えを受け、UAEの多様なストーリーが五感で楽しめる展示を見学しました。アブダビの文化的な遺産や宇宙探査、持続可能技術に至るまで、様々な視点からUAEの物語を体感できる内容となっています。

特に印象的だったのは、2025年のパビリオンがUAEの象徴であるナツメヤシの木をテーマにしている点です。このパビリオンの建築は、伝統的なエミラティ建築「アリーシュ」を基に、ナツメヤシの農業廃棄物を用いた高層の柱が並ぶデザインで、訪れる人々を魅了します。さらに、日本の木工技術との融合が見られるこの建築デザインは、UAEと日本の文化的な交流を象徴しています。

アル・ヌアイミ氏の考え



アル・ヌアイミ氏は、1970年の大阪万博が持つ重要性を振り返り、「当時の万博は、我々の意志と未来へのビジョンを示すものでした。今も私たちを覚えていてくださる日本の皆様に感謝の意を表したい」と述べました。この歴史的な訪問が、両国の協力関係の深化を象徴することを期待しています。

ユースアンバサダーとの交流



アル・ヌアイミ氏は、UAE出身者や日本人などで構成されたユースアンバサダーとも交流しました。これらの若き親善大使は、来場者にUAEの魅力を伝え、そのメッセージを広めることが使命です。彼らは来訪者とのコミュニケーションを通じて、UAEの物語をリアルに体験してもらう役割を担っています。

UAE万博事務局の役割



UAE万博事務局は、教育や医療、持続可能性や宇宙探査といった国際的な課題に取り組むためのプラットフォームとして機能しています。2025年の大阪・関西万博では、「大地から天空へ」というテーマのもと、参加者一人一人に特別な体験を提供することが目標です。

パビリオン内では、エミラティ料理を楽しむことができるレストランや、UAEのクリエイターたちによる作品を紹介するショップも併設され、さらに多彩なワークショップも開催されます。

このような活動を通じて、UAEと日本の連携を強化し、未来に向けた持続的な発展を目指していきます。

2025年4月13日から10月13日までの万博期間中、UAEパビリオンは全力で来場者をおもてなしし、「大地から天空へ」と進む未来の世界を共に旅することを楽しみにしています。


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