安全性が向上した半固体電池新型モバイルバッテリーの登場

安全性が進化した新型モバイル充電バッテリー

株式会社電響社が、2025年12月19日にマクセルブランドから新しいモバイル充電バッテリー「MPC-CSSB5000」と「MPC-CSSB10000」を発売します。この製品は、安全性を大幅に向上させた半固体電池を採用しており、モバイル機器の利便性をさらに高めることが期待されています。

新しいバッテリーの特徴

今回の新型バッテリーは、5,000mAhと10,000mAhの2種類のモデルが用意されています。それぞれの仕様を見てみましょう。

MPC-CSSB5000

- 外形寸法: 幅64mm×高さ103mm×厚み16mm
- 入力・出力端子: Type-C / USB-A
- 最大入力電流: DC5V/最⼤3A
- 最大出力電流: DC5V/最⼤2.4A(2口合計)
- 本体質量: 約130g

MPC-CSSB10000

- 外形寸法: 幅68mm×高さ143mm×厚み16.5mm
- 入力・出力端子: Type-C / USB-A
- 最大入力電流: DC5V/最⼤3A
- 最大出力電流: DC5V/最⼤3A(2口合計)
- 本体質量: 約230g

半固体電池の採用

従来のリチウムイオン電池では、誤った使用方法からの発熱や発火のリスクが懸念されていましたが、本製品では安全性が大幅に向上しています。半固体電池は、液体電解質の量を削減することで、そのリスクを低減しています。

また、特に重要な安全性試験も行われており、釘刺し試験を通じて発煙や発火が起こらないことが確認されています。このように、厳格な品質管理と最新技術の導入により利用者が安心して使用できる製品となっています。

長寿命と高い充電能力

もう一つの大きな特徴は、約2,000回の充電が可能な長寿命設計です。これは、従来のリチウムイオン電池搭載製品の約2倍の充電回数で、長期間にわたって使用することが可能です。

軽量で持ち運びが便利

このバッテリーは軽量でコンパクトな設計になっているため、日常使いにもぴったりです。特に、5,000mAhモデルはスマートフォンを1回充電できる容量で、日常的に持ち運ぶのに適しています。一方、10,000mAhモデルはスマートフォンを約2回充電することができ、旅行先でも安心です。

日常生活をより快適に

電響社は、マクセルからライセンスを受け、より良い生活を提供する製品を展開しています。新型モバイル充電バッテリーもその一環で、非常時にも頼りになる存在として、多くの人々の生活を支えることでしょう。

今後はホワイトモデルも追加される予定で、より多くの選択肢が用意されることになります。いずれも高性能かつ安全性が高いこのモバイル充電バッテリー、ぜひ手に取ってその機能性を体験してみてください。