プラネタリウム100年の歴史を紐解く企画展
2025年4月22日から6月29日まで、大阪市立科学館にて「プラネタリウム100年ー プラネタリウムの過去・現在・未来ー」という特別企画展が開催されます。この展示では、プラネタリウムが100年にわたってどのように宇宙の魅力を伝えてきたのか、その歩みを振り返ると共に、未来への視線をお届けします。
見どころたっぷりの展示内容
企画展では、プラネタリウムの投影機や解説資料など、貴重な実物資料を展示いたします。今回特に注目されるのは1940年代から1970年代の手書きの解説台本や、当時配布されたパンフレット類です。これらの資料からは、多くの人々に宇宙の楽しさを伝えようとしたスタッフの想いが感じ取れます。
展示は大きく5部構成となっており、以下のような内容が楽しめます。
第1部:プラネタリウムの歴史
この部では、100年の歴史を実物資料と共に解説し、初期のプラネタリウムの姿や技術がどのように進化してきたのかを展示します。
第2部:電気科学館のプラネタリウム
長い歴史を持つ電気科学館のプラネタリウムは、52年間にわたり多くの人に宇宙の魅力を伝えてきました。本展ではその活動の一端を紹介します。
第3部:プラネタリウムの機能
プラネタリウムの奥深い世界や、その仕組みについても詳しく紹介します。光学式の実物資料が展示され、技術の凄さを感じられるでしょう。
第4部:プラネタリウムの解説と演出
1937年から現在までの解説手法や演出技術についても展示。歴史を感じる貴重な資料が勢ぞろいします。
第5部:これからのプラネタリウム
未来への視点を持ちながら、星や宇宙の魅力をどのように伝えていくべきか、皆さんとともに考えられる場です。
特別イベント「プラネタリウム100周年クロージングイベント」
5月24日(土)には、プラネタリウム100周年の集大成となる特別イベントが開催されます。この日は、全国のプラネタリウム施設をオンラインで結び、パフォーマンスやトークセッションが実施されます。
また、「星兄」という人気の星座解説者も特別ゲストとして参加し、楽しい星座の解説が行われる予定です。このイベントは、18:30から20:30までの間に開催され、定員は250名で、参加費は1500円となっています。参加を希望される方は、科学館の公式サイトからの事前申し込みが必要です。
アクセスと料金の詳細
会場である大阪市立科学館の展示場は、毎週月曜が休館日で、展示時間は9:30から17:00(16:30まで入場可能)です。観覧料は大人400円、学生(高校・大学生)300円、中学生以下は無料。アクセスはOsaka Metro四つ橋線の「肥後橋駅」から徒歩500メートル、京阪電車の「渡辺橋駅」から徒歩400メートルで、非常に便利な立地です。
この特別企画展を通じて、プラネタリウムの過去、現在、未来を体験し、新たな発見を楽しむチャンスをお見逃しなく。宇宙の魅力を再発見できるかもしれません!