大阪市立東洋陶磁美術館でプロジェクトがスタート
大阪市立東洋陶磁美術館が2025年、目新しい参加型アートイベント「Love Stone Project – MOCO」を開催することが決定しました。このプロジェクトは、美術館のエントランス横に位置する「MOCO石」を参加者が磨き上げ、刻まれた館名が徐々に浮かび上がる不思議な体験を提供します。
【楽しみなイベントの概要】
このプロジェクトが始まるのは、2025年の5月17日(土)です。当日は、館の入口近くに設けられた水を使って磨くための準備も整っています。参加者の皆さんは、持参したタオルで汚れても良い服装で来て、MOCO石を磨く活動に参加します。石を磨くことによって、その表面がツルツルになり、刻まれた「大阪市立東洋陶磁美術館」の文字が浮き上がってくる様子は、参加者の手による魔法とも言えるでしょう。
【申し込み方法】
参加には事前申し込みが必要です。2025年の4月16日(水)午前10時から受付が始まり、定員に達し次第締め切られます。参加希望者は個別に申し込む必要があり、各回の定員は6名となっています。
また、小学生以下の方は保護者同伴で参加が必須ですので、ご注意ください。当日は、エントランスの近くで受付を行います。
【彫刻家 冨長敦也氏の紹介】
このプロジェクトは、大阪出身の彫刻家・冨長敦也氏によって提案されました。彼は2011年の東日本大震災を契機に、石とのふれあいがもたらす体験に目覚めました。以来、人々と一緒に石を磨くプロジェクト「Love Stone Project」を全国で実施しており、国際的な展開も行っています。特に、2013年にイタリアなどで埋め込まれた石を市民と共につくり上げたアートは高く評価されました。
【石との新しい物語を紡ぎましょう!】
このプロジェクトを通じて、参加者はただ石を磨くだけでなく、美術館との新たな物語を紡ぐことができます。アートを体験しながら、自身も作品の一部となることができる貴重な機会です。ぜひ仲間や家族と一緒に、楽しみながら参加してみてはいかがでしょうか?
最後になりますが、現在は特別展「CELADON―東アジアの青磁のきらめき」が開催されており、これに合わせたコレクション展も行われています。そちらも合わせて訪れて、新しい体験をするチャンスです。
詳細については、大阪市立東洋陶磁美術館の公式サイトをご確認ください。
リンク:
大阪市立東洋陶磁美術館
皆さんの参加をお待ちしています!