大阪企業が提案する新しい採用手法、Robloxを活用したバーチャル説明会の開催

新たなバーチャル採用手法が大阪で誕生

近年、Z世代の採用において内定辞退率63.8%、3年以内の離職率34.9%という厳しい現実が浮き彫りになっています。これを受け、大阪の企業、株式会社Meta Osakaとトゥモローゲート株式会社が手を組み、4370万人以上のユーザーを誇るゲームプラットフォーム『Roblox』を活用した新しい採用手法を発表しました。

バーチャル採用手法の実施

Meta Osakaは、トゥモローゲートとの連携により、Roblox上にバーチャルオフィスを再現し、求職者が企業文化を体験できる即時性のある参加型説明会を実施することを目指しています。従来のオンライン説明会では、「画面越しでは伝えづらい」とされる企業の熱量や文化の伝達が難しかった問題を解決するため、この新手法を用います。

2025年7月14日に行われる発表会に向けて、数々の準備が進められています。このイベントは、経営者やマーケティング担当者を対象に展開されます。

Robloxの魅力

Robloxは月間アクティブユーザー数が3億8000万人を超え、年々日本市場でも拡大しています。特に17歳から24歳の若年層ユーザーの増加が目覚ましく、Z世代の求職者にアプローチするための新しいチャネルとして注目を集めています。参加者は自分自身のアバターを通じて、自由にオフィス内を探検し、他の参加者や実際の社員と交流することができます。これは、従来のリモート形式の採用説明会とは異なり、よりダイナミックで没入感のある体験を提供します。

バーチャルオフィスの特徴

- どこからでもアクセス可能で、スマートフォンやPCで参加しやすい
- 3Dアバターを使用してリアルタイムでコミュニケーションが可能
- ゲーム感覚で取り組めるため、参加者も楽しみながら企業理解が深まる

互いの課題解決の発信

「バーチャル採用説明会」の実施を通じて、Meta Osakaとトゥモローゲートは企業文化をリアルに体感させ、求職者にとっての新しい選択肢を提供します。また、企業にとっては、採用活動の新しいモデルを示し、採用戦略の強化を図ります。今後、デジタル技術を駆使した企業ブランディングの重要性が増す中で、その実践モデルとしての役割を果たすことが期待されています。

参加方法とイベント概要

発表会は2025年7月14日（月）19時からトゥモローゲート大阪本社で行われます。座席は40名限定で、参加希望者は事前に申し込みが必要です。今回のイベントではトークセッションと参加者同士が交流できる体験会を計画しています。

参加希望者は、以下のリンクから申し込むことができます。
申し込みリンク

この新しいスタイルの採用手法が企業や求職者にどのような変化をもたらすのか、非常に楽しみです。特に、Z世代との接点をどのように創出していくかは、今後のダイナミックなビジネス環境において鍵となるでしょう。持続可能な採用手法としての可能性が広がる中、この取り組みにぜひ注目してみてください。