昭光通商が医薬品添加剤「VISCOMEDI®」のグローバル販売権を獲得
総合商社の昭光通商株式会社(本社:東京都港区)が、韓国の化学メーカー、ハンノンケミカルズと提携し、医薬品添加剤「VISCOMEDI®」のグローバルでの販売総代理店契約を締結しました。この契約を通じて、昭光通商は今後、全世界での「VISCOMEDI®」の販売および市場開拓を推進し、特にアジア地域での供給拡大を目指します。
VISCOMEDI®とは
「VISCOMEDI®」は、パップ剤や冷却シートの基材として使用されるポリアクリル酸部分中和物です。粘着性や増粘性に優れた水溶性高分子であり、湿布剤や冷却シート用の添加剤として広く知られ利用されています。これにより「VISCOMEDI®」は、特に医療業界での重要な素材となっています。
製品の特徴や利点が高く評価されており、多くの製薬メーカーが関心を寄せています。特に、湿布剤は年々高齢者が増える地域でのニーズが高まり、夏季には冷却シートも熱中症対策や体温管理に貢献しています。
グローバル販売体制の強化
昭光通商とハンノンケミカルズは2026年9月2日に、VISCOMEDI®に関するグローバル総代理店契約を締結しました。この契約によって、昭光通商は世界各国の製薬メーカーへの販売を促進することができます。これまで以上に効率的な国際販売ネットワークを構築し、医薬品添加剤市場での競争力を高めていく方針です。
特に高齢化社会においては、パップ剤の需要が急速に拡大すると考えられており、昭光通商では日本市場に限らず、アジアを中心とした海外市場への展開に注力しています。これにより、より多くの患者さんに迅速で高品質な医療ソリューションを提供することが期待されています。
中国市場への進出
特に注目すべきは、中国市場への展開です。昭光通商は、「VISCOMEDI®」を医薬品添加剤として中国市場で販売するため、必要なドラッグマスターファイル(DMF)登録を進めています。中国は世界最大の製薬市場であり、この成功が昭光通商にとって新たな成長の起点となるでしょう。
会社概要
昭光通商株式会社は1947年に設立され、化学品や合成樹脂に加え、金属やセラミックスなど多岐にわたる素材を取り扱う商社です。多様なサプライヤーと顧客を結びつけ、調達から物流、加工、製品化までを網羅するソリューションを提供しています。これにより、昭光通商は顧客のニーズに的確に応え、持続的な成長を遂げてきました。
昭光通商株式会社の代表取締役社長、渡邉健太郎氏は、「VISCOMEDI®」の取り扱いを通じて、更なる市場拡大を図っていくとコメントしています。この提携が、昭光通商のグローバル展開を加速させる大きな一歩となることでしょう。
このように、昭光通商の取り組みは、地域医療の充実化や製品の国際化に貢献し、今後の成長への期待が高まります。