CUBOROで遊ぼう!
2025-07-28 16:42:19

万博テーマウィーク「CUBOROで遊ぼう」が子どもと大人を結ぶ文化交流の場に

2025年に予定されている大阪・関西万博のテーマウィークに合わせ、スイスパビリオンにて「CUBOROで遊ぼう」ワークショップが開催されました。これは、日本とスイスの文化交流を促進することを目的としたイベントであり、参加者は4歳以上の子どもとその保護者から成る7組、計15名となりました。

「CUBORO」は、スイス産のブナ材で作られた立方体の知育玩具です。1970年代に心身の障害のある子どもたちのために開発され、その後幅広い世代に親しまれています。この玩具を使って、親子が協力しながらビー玉の通るコースを設計することで、戦略的思考や創造力が養われることが目的です。

このイベントでは、公式にCuboro社のCEOであるセバスチャン・エッターが参加し、彼の友人である棋士の藤井聡太氏も特別ゲストとして登場。藤井氏は幼少期に「CUBORO」で遊んだ経験を語り、遊びを通じた学びの大切さを強調しました。彼の参加によって、ワークショップはより一層盛り上がり、親子の交流が深まりました。

ワークショップは11時に開始され、参加者たちはそれぞれのアイデアを持ち寄ってコースを作り始めました。子どもたちは親の助けを借りながら、様々な形状にキューブを組み合わせ、躍動感あふれるビー玉のルートを完成させました。集まった子どもたちの目は輝き、歓声が上がる場面も多く見られました。このように、遊びを通じての学びが実現した場として高い評価を受けました。

ワークショップの最後には、スイスパビリオンのマスコットキャラクター「ハイジ」が登場し、撮影会が行われるなど、参加者たちに楽しいひとときを提供しました。ハイジとのふれあいは、参加者だけでなく周囲の観客にも笑顔をもたらしました。

この企画は、地球環境や社会の共有課題に焦点を当てたもので、来場者が「遊びながら学ぶ」経験を得ることで、知育の重要性を再認識する良い機会となりました。スイス大使館やスイス玩具協会の後援を受けて、質の高い教育的価値を持つ木製玩具の魅力を広めることが期待されています。

登壇者たちのコメントにも、その熱意が溢れていました。マヌエル・サルクリ氏は、「CUBORO」がもたらす感動的な体験に感謝し、このイベントを通じて多くの人々が革新とつながりを深めることができたと語りました。また、大使館 representativeであるダビッド・ブラウン氏も、文化を通じた遊びの重要性を再確認できたことを喜びました。

Cuboro社のセバスチャン・エッターは、遊びが全ての世代に学びを与える力を持っていると信じており、「CUBORO」はそれを広める存在であることを再確認しました。参加した親たちも、初めて「CUBORO」に触れたことで新たな体験ができたことを楽しむ声を上げていました。

今回のワークショップが、大阪・関西万博を機に日本とスイスのさらなる文化交流の架け橋となり、今後も親子で楽しめるイベントが期待されます。


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