大阪・関西万博の注目プロジェクト「ミャク市!」
2025年に開催される大阪・関西万博。この博覧会の中心的なテーマの一つが、資源の循環やリユースによるサステナブルな社会の実現です。それを支えるための新たな取り組みが、株式会社JEMSによって始まりました。「万博サーキュラーマーケットミャク市!」において、第三弾の「什器・備品のリユース」サイトが運用を開始しました。この取り組みは、閉会後に発生する資源の無駄を減らし、リユースを促進することを目的としています。
「ミャク市!」の概要
「ミャク市!」は、大阪・関西万博の一環として開発されたWebプラットフォームです。主に、万博閉会後に発生する建材や設備、什器・備品のリユースを推進する内容になっています。これにより、サーキュラーエコノミー社会の実現を促進することが期待されています。
「ミャク市!」は、以下の三つのカテゴリーから成り立っています。
1.
施設等の移築
これは、博覧会で使用した棟や施設を他で再利用できるようにするためのプラットフォームです。
2.
建材・設備のリユース
使い終わった建材や設備を他のプロジェクトで再利用するためのマッチングをします。
3.
什器・備品のリユース
飲食店や展示会場などで使用される什器や備品をリユースするための情報を提供するサイトです。この国内および国際的なリユースに特化したプラットフォームが、今回新たに登場しました。
新たに始まる「什器・備品のリユース」サイト
「什器・備品のリユース」サイトでは、様々なリユース可能な備品や什器の情報が掲載されています。利用者は、必要な備品を探し、応募から契約までの流れをスムーズに進めることができます。今後も、より多くの什器や備品の情報が追加される予定で、幅広いニーズに応えられるサービスに成長していくことが見込まれています。
JEMSのビジョン
株式会社JEMSは、創業以来約30年の間、廃棄物処理業界や資源循環事業に対してITを活用して支援してきた企業です。その知識と経験を活かし、サーキュラーエコノミー社会の実現を目指しています。特に「ミャク市!」の開発・運営においては、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会と連携し、強みとしているシステム開発や資源循環のノウハウを最大限に活用しています。
サステナブル社会に向けた今後の取り組み
株式会社JEMSは「ミャク市!」を通じて、大阪・関西万博の成功に寄与し、持続可能な社会に対する意識の向上や行動変容に寄与する方針です。今後も、様々なステークホルダーと協力しながら、サーキュラーエコノミー社会の実現に向けた活動を進めていくことでしょう。
また、詳細については、公式サイトを訪れることで更に情報を得ることができます。
万博サーキュラーマーケットミャク市!公式サイト
大阪・関西万博公式サイト
会社概要
株式会社JEMSは、茨城県つくば市に本社を構える企業です。1994年に設立され、ソフトウェアの開発や環境コンサルティングを手がけています。
代表取締役は須永裕毅氏で、今後も持続可能な社会の実現に向けて、様々な技術やサービスを展開していくでしょう。