新たなる化粧品OEMの未来
化粧品業界に新たな風が吹き込む中、東京に本社を置く株式会社プルソワンと大阪のTHE WHY HOW DO COMPANY(ワイハウ社)が業務提携を発表しました。この提携により、両社は化粧品OEM事業の革新を目指し、2025年11月には新たな公式サイト「DXOEM」が開設される予定です。
ワイハウ社の企業戦略
ワイハウ社は、マーケティングや新規事業支援、M&Aに力を入れている企業で、そのノウハウを活かして自社内での化粧品OEM製品の企画から製造までを手掛ける体制を整えます。これにより、ブランド企業やサロン、クリニック向けに幅広いサポートを提供し、小ロットからの受注や短納期対応を可能にすることを目指しています。
プルソワン社の強み
一方、プルソワン社は1984年の設立以降、エステサロンや美容クリニックとの連携を深めており、豊富な製造経験と現場の知見を積み重ねてきました。この老舗OEMメーカーは、製造支援や品質管理のノウハウを通じて、化粧品の製造過程を最適化し、より高品質な製品を市場に提供します。
共同のOEM構築支援モデル
ワイハウ社とプルソワン社の提携では、企業が自社内でOEM事業を立ち上げるための「OEM構築支援モデル」を共同で開発します。AIを活用したデータ分析に基づき、小ロット、短納期、高品質な製品の生産を実現し、顧客のニーズに応じた柔軟なサービスを展開します。
マーケティング支援との統合
さらに、ワイハウ社はこの新たなOEM事業をマーケティング支援領域とも融合させる計画を立てています。「AI×製造×マーケティング」を一体化させたビジネスモデルを構築し、より多角的な支援を実現することで、企業のブランド創出を加速させる狙いです。これは、オンラインとオフラインの両方で収益力を高め、顧客に一貫した価値を提供することに結びつきます。
まとめ
この提携により、化粧品業界は今後ますます進化していくことでしょう。ワイハウ社とプルソワン社の取り組みがどう進化していくのか、今後の展開が楽しみです。2025年11月の「DXOEM」サイトのローンチが待ち遠しい限りです。業務提携によって、化粧品OEM事業の新たな地平が開かれることに期待しましょう。