岡山大学の新たな挑戦
2025-04-23 23:58:25

岡山大学がURAスキル認定制度に認定、研究促進に向けた新たな一歩

岡山大学がURAスキル認定制度に認定



国立大学法人岡山大学(学長:那須保友)は、2025年4月1日、同大学の研究・イノベーション共創管理統括部から河本雅紀部長と山本聖二課長が「URAスキル認定制度」で「認定URA」に認定されたと発表しました。この制度はリサーチ・アドミニストレーター(URA)や研究マネジメント人材の質を保証する目的で設けられています。

認定に際しては、業績や申請書類を基に、求められる業務遂行能力や問題解決能力が厳正に審査されます。岡山大学は、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の採択校であり、研究力を全国に広めるためさまざまな改革を進めていることが評価されました。

職員の高度化が研究大学のカギ



岡山大学の河本部長は、「J-PEAKS」は研究力強化のみならず、経営改革や大学間の連携を重視しています。既成概念を打破し、新しい挑戦をすることが重要ですとコメントしています。同様に、山本課長も事務職員の役割の重要性を強調し、高度な業務を推進することが大学の価値向上につながると語っています。

この認定は岡山大学にとって重要なステップであり、研究マネジメントへの期待が高まる中、職員のスキル向上が求められています。岡山大学は、国の研究・イノベーション創出政策を受けて、URAを高度マネジメント人材として活用してきました。

J-PEAKSの取り組みと今後の展望



J-PEAKSでは、URA機能の内製化や研究開発マネジメント人材の育成が推進されています。岡山大学では、教員の機能分化や職員間の異動を可能とする複線型人事制度の設計など、多岐にわたる改革を進めています。これにより、事務職員や技術職員がさらなるスキルを磨くことが期待されており、これが大学全体の価値を高めるとされています。

今後も岡山大学では、長期ビジョン2050に基づき地域と地球の未来を共創するため、さまざまなステークホルダーと連携を深め、社会の変革に寄与する研究大学を目指します。河本部長、山本課長の認定は、岡山大学の職員が新たな挑戦を続ける中での大きな実績となります。

院生支援制度や職員のさらなる成長



岡山大学では、職員の高度化を促進するために「大学院修学支援制度」などの取組も行っています。事務職員の中でも博士号を取得した人材が増えており、さまざまな新たな役割を果たせるチャンスが広がっています。教員だけではなく、すべての職員が主体的に行動することで、研究大学の一員としての矜持を持った成長が期待されます。

彼らの挑戦に期待し、さらなる進展に目を向けましょう。岡山大学はこれからも、地域に根ざしつつ世界に通用する研究を展開していきます。


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