インドネシアとの連携
2025-05-26 07:34:23

インドネシアとのパートナーシップ強化を図るスペースシードホールディングスの抱負

インドネシアとのパートナーシップ強化を図るスペースシードホールディングスの抱負



2025年5月12日、東京を拠点とするスペースシードホールディングス株式会社は、大阪で開催された「EXPO 2025 Indonesia Business Forum」に参加しました。このフォーラムは、インドネシア政府や経済機関との交流を深める機会であり、インドネシアの経済成長に寄与するための重要なプラットフォームです。本イベントには、インドネシア共和国の大使館、投資省、銀行などが主催となり、日本とインドネシアの経済協力の強化を目指しています。

フォーラムの重要ポイント



フォーラムでは、インドネシアのさまざまな領域を代表する7名の講演者が登壇し、それぞれの専門分野について持続可能な開発の取り組みや、日本との連携の未来図を描きました。オープニングにおいては、駐日インドネシア共和国大使のハリー・アールマイティ氏が挨拶し、両国の65年以上の歴史ある関係を再確認し、経済協力の深化の必要性を強調しました。

続けて、投資省やインドネシア銀行、さらには地熱発電やアルミニウムリサイクルに関わる企業などが、各自の活動を紹介し、持続可能性に対する具体的なアプローチを発表しました。特にインドネシア銀行のデストリ・ダマヤンティ上級副総裁は、同国のGDPの成長が内需によるものであり、スムーズなクロスボーダー投資を実現するための現地通貨取引制度(LCT)の重要性について語りました。

スペースシードホールディングスのビジョン



フォーラムに出席したスペースシードホールディングスの代表取締役、鈴木健吾は、インドネシア市場における事業展開やスタートアップ企業への投資に関する討議を行いました。さらに、企業が提唱する「Planetary Health」の理念に基づき、経済的持続可能性と社会的価値を両立させるための新たなビジネスアイデアについても触れました。これらの提案は、インドネシア政府が推進しているグリーン成長戦略とも関連性があるとされ、非常に注目されました。

フォーラムの後半では、インドネシア銀行のスタッフとの個別会談が行われ、LCT制度を用いた投資の具体的な案について議論が進められました。この交渉は、今後の協力体制の構築に向けた大きな一歩となることでしょう。

今後の展望



今後、スペースシードホールディングスはアジア地域でのネットワークを駆使し、発酵技術や再生可能エネルギー、循環経済のプロジェクトを推進し続ける考えです。また、特定のファンドを用いて、直接インドネシア企業への投資を行うほか、LCTを含めた新たな投資モデルの構築を目指します。将来的には、地域に密着した持続可能なビジネスの実現を目指す意気込みが伝わってきます。

企業情報



スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」を企業のミッションとして掲げ、研究開発、投資活動、事業創出に取り組む宇宙系のディープテック企業です。2040年までに、宇宙での居住に必要な技術を揃えることを目指しています。

詳細は、こちらの公式サイトをご覧ください。


画像1

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。