大阪電気通信大学初のモノづくりコンテスト2025
大阪電気通信大学(OECU)が、学生の創造性と実践力を育むために初めて全学規模で開催した「OECUモノづくりコンテスト2025」が、いよいよ最終審査を迎えました。このコンテストの大きな特徴は、単にアイデアを競うのではなく、実際にプロトタイプを製作し、実用性を評価するという点です。即ち、アイデアから実行へと進化させることが求められるのです。
コンテストの目的と参加者
本コンテストは、OECUの「自由工房」が主催し、学生が自主的にモノづくりを行う場を提供しています。2025年の12月末にスタートした募集には、全学科から66件の熱意ある応募が寄せられました。一次審査では、大学発ベンチャー企業の教員や企業家教員がビジネス目線で厳選し、13チームが最終審査へと進出しました。
最終審査の様子
審査当日は、寝屋川キャンパスのコンベンションホールが学生たちの熱気に包まれました。彼らは自身が製作した試作品をもとにデモンストレーションを行いながら、各学部の学部長や専門家からの厳しい質問や助言を受けます。この場面は、学生たちにとって必ずや次のステップへ進むための重要な経験となったことでしょう。
受賞作品と評価
当日の表彰式では、各企業から提供された「企業賞」の授与も行われました。特に注目すべきは、最優秀賞に輝いたのが、工学部建築学科の植村陸吐さんが提案した「持ち運び可能なカームダウンスペース」です。このプロジェクトは、発達障害や感覚過敏を持つ方々が外出先でのストレスを軽減できる空間を提供するために、伝統的な折り紙技術を応用したもので、高く評価されました。
受賞者一覧
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タイトル: 持ち運び可能なカームダウンスペース
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受賞者: 植村 陸叶(工学部建築学科 4年)
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タイトル: パラレルリンク機構の腕又は足
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受賞者: 越智 勇太(工学部電子機械工学科 2年)
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タイトル: IoT連動型火災検知アラーム
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受賞者: 坂上 公哉(工学部電子機械工学科 3年)
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タイトル: 手書き文字の誤字発見アプリ
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受賞者: 井爪 遥斗(工学部電子機械工学科 3年)
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タイトル: 視覚障がい者案内デバイス
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受賞者: 堀 尊之、武田翔、伊藤 美袖(健康情報学部、電子機械工学科)
このように、多様なアイデアや作品が集まることで、学生たちは他者と協力し合い、新たな挑戦に立ち向かう勇気を育んでいったのです。受賞した学生たちが今後もこれらの経験を活かし、さらなる成長を遂げることを期待しています。
最後に
「OECUモノづくりコンテスト2025」は、単なるコンテストに留まらず、未来の社会を担うクリエイターが生まれる場となることを目指しています。今後もこのような取り組みを通じて、学生たちがよりよい社会を築くために必要なスキルを身につけていくことを期待しています。