特別上映決定！映画『初恋芸人』因島会場での魅力を紹介

映画『初恋芸人』の特別上映が、2025年9月15日（月・祝）に因島に位置するHAKKOパークで行われることが決定しました。このイベントは「しまなみ映画祭2025」の一環として実施され、作品の監督がいかにロケ地や作品に対しての思いを語る舞台挨拶も予定されています。

異色の恋愛小説がいよいよ映画化！

『初恋芸人』は、特撮番組の脚本やUMA研究家として活動する中沢健氏のデビュー作で、2016年にはドラマ化もされました。この作品は、青春時代に恋愛とは無縁だった男子たちに捧げる物語であり、何者でもない存在が主人公となり、自分自身を見つけていく様子が描かれています。特に、今回の映画版では因島をロケ地として選び、その美しい景観を通じて作品をさらに引き立てる役割を果たしています。

映画のストーリー

物語は、売れないピン芸人の佐藤賢治が主人公です。彼の芸人としての道はままならず、恋愛経験も皆無。そんな中で彼は、ある日、自身の演芸を褒めてくれた不思議な女性、市川理沙と出会います。この出会いが佐藤にとっての初恋へとつながり、彼の人生に転機をもたらすことになるのです。観客はこのピュアな恋愛を通して、現代の若者や失った青春を懐かしむ中年層に共感を呼び起こされることでしょう。

HAKKOパークの魅力

因島にあるHAKKOパークは、海に近い豊かな自然と発酵文化が共存するテーマパークです。撮影には、万田発酵の協力を受けており、その施設内に位置するHAKKOホールは、普段は発酵に関する知識を学ぶ場として利用されています。映画の撮影では、原作の世界観を綺麗に表現するためのロケーションにもなりました。特に、HAKKOホールでのシーンには注目です。

しまなみ映画祭2025の全貌

「しまなみ映画祭2025」は、三つの島々を舞台にした文化的なイベントで、映画、音楽、アート、美食など、様々な興味を掻き立てる活動が展開されます。2025年9月13日から15日、20日、21日、23日の間で行われ、来場者にはひと味違った島の魅力を体感してもらうことが目指されています。今年のテーマは「Cruise to the Unknown（未知への航海）」であり、来場者は新たな景色や文化に出会うことが期待されます。