臓器移植医療の重要性を考える国民大会が大阪にて開催

臓器移植医療に立ち向かう国民大会、開催決定

2025年10月26日（日）、大阪市中央公会堂にて「第26回臓器移植推進国民大会」が開催されます。本イベントは毎年10月に実施されるもので、臓器移植についての理解を深め、臓器提供に関する意思表示の重要性を訴えることを目的としています。

大会のテーマと内容

今年のテーマは「いのちのバトン、想いをつなぐ〜臓器移植医療をもっとあたりまえに〜」。この大会を通じて、参加者は“いのち”というテーマについて真剣に考え、様々な視点から臓器移植医療に向き合うことが求められます。特にゲストには、映画作家の河瀬直美氏を迎え、臓器を提供した方のご家族や心臓移植の経験者によるトークセッションが用意されています。これにより、臓器移植の背後にある思いや背景を理解し、参加者自身の「いのち」に対する考え方を深める機会が提供されます。

イベント詳細

大正12時30分から開場し、13時30分に開会となります。その後、相愛高等学校の吹奏楽パフォーマンスを皮切りに、様々な講演やパネル展示、トークセッションが行われます。それぞれのセッションは臓器移植の重要性を訴え、参加者に新たな気づきをもたらすことを目的としています。

トークセッションの登壇者

大会には多くの著名なゲストが登場します。福嶌教偉氏や上野豪久氏、青山竜馬氏ら移植医療の専門家が講演を行い、正しい知識を提供します。また、心臓移植者の小西政志氏や、脳死下で臓器提供を決断した三浦ひらく氏のストーリーを通じて、臓器提供のリアルな側面を知ることができる絶好の機会です。

パネル展示と意思表示カード

会場内では「どっちも正解展」と題したパネル展示も開催されます。この展示は、人生の中での選択を考えさせるものです。同時に、臓器提供意思表示カードへの記入も促されており、参加者が家族と「いのち」や「移植」について話し合うきっかけとなります。特別デザインのカードは、ガンバ大阪のマスコット「モフレム」とのコラボレーションによるものです。