福西電機、熱中症対策を一層強化
福西電機株式会社(本社:大阪府大阪市)は、厳しい猛暑を迎え、従業員の健康と安全を守るために熱中症対策を強化しています。最近の気候変動により、熱中症のリスクが高まる中、企業としての取り組みが求められています。
背景
2025年6月1日から施行される改正労働安全衛生規則によって、職場での熱中症対策が事業者の義務となることが定められました。気候変動の影響もあり、猛暑日が増加している昨今、熱中症による労働災害が増えていることが深刻な社会問題です。特に、2024年には職場での熱中症の死傷者数が過去最多の1,257人に達し、その中で31人が死亡しています。このような現状を受け、福西電機では積極的な対策が必要とされています。
福西電機の熱中症対策
当社では、特に屋外や高温多湿な環境での作業を行う従業員の安全を最優先としています。具体的な対策として、以下の施策を実施しています:
- - 飲料代の50%助成:屋外や高温環境下で作業する従業員を対象に、飲料費を助成します。
- - ファン付き作業着や塩タブレットの支給:施工現場で管理を行う従業員に向けて、これらのアイテムを支給します。
- - 塩飴の設置:全拠点で従業員がに必要な塩分を補給できるよう、塩飴を継続的に提供しています(2018年から実施)。
このような取り組みにより、福西電機は従業員が安全かつ健康に働ける環境を作ることを目指しています。また、今後も熱中症リスクに応じたさらなる対策を検討し、実施していく計画です。
未来に向けて
福西電機は1946年に創立し、パナソニックグループの一員として、エレクトロニクス商材を取り扱う専門商社です。「人・技術・情報の架け橋となり、最適解で『福(しあわせ)』あふれる未来をつくる」という企業理念のもと、従業員だけでなく、地域社会全体に貢献することを目指しています。安全で快適な職場環境の実現は、従業員の生産性や企業の持続可能性に直結するため、今後も一層注力していく方針です。
詳しい施策や企業情報は、福西電機のコーポレートサイトをご覧ください。