海南省の魅力発信
2025-05-27 13:24:24

2025年大阪万博で海南省の魅力を再発見!自由貿易港の未来を体感

海南省の自由貿易港魅力を発信する『海南ウィーク』



2025年大阪・関西万博の中国パビリオンにおいて、5月23日午前から始まった「海南ウィーク」。テーマは「グリーンな発展・開放と共有」。開幕式には、約120人の来賓が集まり、海南自由貿易港の開放性と活力を体感しました。海南省は中国の最南端に位置し、「中国のハワイ」とも呼ばれる魅力的な地域です。この特別なウィークは、海南省と日本との関係を深める貴重な機会となります。

海南省の地理的優位性と文化的魅力



海南省は、中国本土と東南アジアを結ぶ要所であり、自由貿易港として独自の経済政策を展開しています。その結果、ここ数年で158カ国からの投資を受け、新規設立企業の数は年平均で57%も増加しています。また、海南省の海口市と日本の東京・大阪間には直行便が運行されており、特に近年、日本からの観光客数が急増しています。2023年の第1四半期において、日本からの観光客は前年同期比で38.8%増加しました。

開幕式の華やかなセレモニー



開幕式では、中国国際貿易促進委員会の李慶霜副会長、中国の薛剣駐大阪総領事、さらには在日本中国大使館の羅暁梅公使が挨拶し、海南省の地理的な優位性や文化的魅力、経済的な潜在力について高く評価しました。彼らは、日本の人々に海南県の訪問を促し、新たなつながりを築く重要性を強調しました。

パフォーマンスと特別展示



海南ウィークでは、海南特有の華やかなパフォーマンスも披露されました。オープニングの歌舞「福寿賦」や「雨林天堂」といったパフォーマンスは、友情や自然との共生をテーマにし、観客を楽しませました。また、リー族の竹や木製楽器の演奏や、ファッションショー「黎・非遺大秀」では、伝統的な文化と現代の美学が融合した姿が見られ、華やかさと伝統の両方が感じられました。

海南の無形文化遺産を体験



中国パビリオン内では、海南省の無形文化遺産に焦点を当てた特別展示も行われました。伝統的な装飾品や織物、竹楽器、そして椰子の殻を用いた彫刻など、海南独自の文化を体感することができました。特に、無形文化財の伝承者による実演は、来場者に文化の深みを感じさせる場となりました。

経済・貿易交流会の成功



午後には、海南省と日本の政財界から130人以上が参加する経済・貿易交流会が開催されました。この会では、海南省の各都市や園区がそれぞれの投資魅力をプレゼンテーションしました。参加者は、具体的なデータや成功事例を通じて海南省の経済的魅力に触れ、投資の価値を理解する機会となりました。また、海南省貿易促進会と日本の関係商工団体が協力覚書を締結するなど、今後の交流に期待が寄せられています。

海南ウィークは5月25日まで続き、各地でプロモーションや経済・貿易交流イベントが開催されます。この機会に、多くの人が海南自由貿易港の魅力や新たな国際的成長の機会を発見し、さらなる交流が生まれることを期待しています。


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