共に成長する場
2026-01-26 11:19:40

共に学び、共に成長する場を体感した特別講演会レポート

ダイバーシティと共生の新たな形



2026年1月18日、大阪府堺市にある国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で特別な講演会が行われました。講演会のテーマは『この子たちが“自慢”になる 〜支援の在り方と前提が変わる講演会〜』。主催はキットパスつなぎ隊と虹色ぴーすの木が共同で開催したもので、多くの親子や支援関係者が集まり、熱気に包まれた一日となりました。

オープニング


講演会の幕開けは、坂本千賀氏(虹色ぴーすの木代表)による感動的なスピーチから始まりました。坂本氏は、自身の娘が自閉症と診断された際の絶望と彼女の満面の笑顔の重要性について語り、参加者に強いメッセージを送ります。彼女の経験から、生まれた『覚悟』と新しい視点がこのイベントの根幹を成していました。

クロストーク


続いて、新宅涼介氏を交えたクロストークが行われました。彼は重度の障がいを持つ妹を持ち、その経験から得た深い理解と感動を共有しました。妹の死を通じて得た人生観は、参加者の心に響き、特に『人は生きているだけで価値がある』という言葉は会場に共感を呼びました。

特別講演


主たるプログラムでは日本理化学工業の大山隆久社長が登壇。大山社長は、自社の約70%が知的障がい者であり、彼らを「支えられる存在」ではなく「職人」と表現しました。このアプローチは、障がい者を支え合うのではなく、共に働く仲間として捉えることの重要性を強調しました。特注の治具や環境を工夫することで、彼らが持つ本来の力を引き出す取り組みにも触れ、参加者を魅了しました。

ワークショップ


その後行われたワークショップ『キットパスで夢を描こう』では、参加者が1本のキットパスを使って自由に夢を描き、互いにシェアし合うという活動が展開されました。たった1本の色で広がる夢の世界が、初対面の人々を笑顔でつなぎました。参加者同士の対話の中から生まれる新たな関係性が、今後の支援の形を示唆する瞬間となりました。

子供たちの才能を見つける


お絵かきコーナーでは、自由な発想で描かれる作品が観察され、ある子供が行った独特な表現は、参加者の注目を集めました。RAKUGAKIアーティストの佐藤きみあき氏が、その行動を『研究者の才能』に繋げた瞬間、参加者たちの目には驚きと発見の光が宿りました。子供たちの一見「問題行動」と映ることも、視点を変えることで「新たな才能」となることが実証されました。

参加者の反響


アンケートに応じた参加者からは、支援の形が変わることに感動し、感謝の言葉が寄せられました。「できないことに目を向けるのではなく、活かせる視点に立つことがどれほど人の人生を輝かせるかを実感しました」といった声が多く、その影響力を感じさせるフィードバックが集まりました。

まとめ


この講演会は単なる知識の共有を超え、参加者全員が共に成長し、明るい未来への希望を抱く瞬間を提供しました。大山社長の言葉を借りれば、ここは『皆働社会』の基盤が築かれる場。全ての子供たちがそのままで特別であり、価値を持つ存在であることを実感できる一日でありました。この体験を通じて、参加者同士の連携を図り、さらなるコミュニティの形成へと繋がることが期待されます。


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