モノタロウ、チェンナイで初のテックセンターを設立
株式会社MonotaROが2025年4月、インドのチェンナイ市に初めてのテックセンターを設置しました。この拠点は9月12日に「MonotaRO Technologies India Private Limited」として正式に稼働を開始します。この取り組みの背景には、モノタロウの使命である「資材調達ネットワークの革新」があります。国内外での経験を活かし、B2B向けネット通販事業を展開する中で、顧客が必要とする商品を迅速に探し出せるようサポートしています。
テックセンター設立の目的
今回のテックセンター設立は、主に二つの目的があります。一つ目は自社のシステム開発体制の強化で、これによりお客様一人ひとりに合わせたダイレクトマーケティングを実施しやすくなります。二つ目は、優れたエンジニアの確保と技術知見の蓄積です。これは、顧客に対してより質の高いサービスを提供するために欠かせない要素です。
インド・チェンナイ市の選定理由
インドがこのプロジェクトに選ばれたのは、同国がSTEM(科学、技術、工学、数学)教育を推進していることが大きな要因です。特にチェンナイ市はインド工科大学マドラス校(IIT Madras)など、数多くのIT関連の教育機関を擁しています。これにより、優秀なITエンジニアが豊富で、英語でのコミュニケーションが容易なため、グローバルなチームワークを重視するIT開発拠点として理想的な選択です。
今後の展望
テックセンターの稼働に伴い、今後は人員を大幅に拡充する予定です。これにより、MonotaROおよびその連結子会社のシステム開発能力が強化され、顧客に対するサービスの質も向上していくことが期待されています。
新会社概要
- - 名称: MonotaRO Technologies India Private Limited
- - 所在地: PURVA PRIMUS, 7TH FLOOR, RAJIV GANDHI SALAI, OKKIYAM THORAIPAKKAM, CHENNAI - 600097 TAMILNADU, INDIA
- - 代表者: 田村 咲耶
- - 事業内容: 株式会社MonotaROおよび連結子会社に関わるシステム開発
- - 株主(持ち株比率): 株式会社MonotaRO(99%)、IB MONOTARO PRIVATE LIMITED(1%)
- - お問い合わせ先: [email protected]
株式会社MonotaROについて
モノタロウは、間接資材の調達を支援するB2B向けネット通販のリーディング企業です。製品原材料以外のすべてを含む広範な商品を取り扱っており、製造業からサービス業に至る様々な分野のニーズに応えています。此の度のテックセンター設立を機に、さらなる成長と顧客価値の向上を目指します。