大阪の味を万博で楽しむ「夫婦善哉」
2025年8月14日(木)、大阪・関西万博が始まります。この大イベント内で、伝統的な甘味「夫婦善哉」が特別に販売されることが決定しました。「夫婦善哉」は、サトフードサービス株式会社が運営するぜんざい屋が製造した、歴史ある名物のひとつです。
夫婦善哉とは?
大阪のミナミ、法善寺で創業した「夫婦善哉」は、明治16年から続く伝統的な甘味処です。当初は文楽の太夫が提供していたことから、その由来が分かります。提供されるスタイルがユニークで、一人前の善哉を二杯のお椀に分けて出すことから始まりました。これは、後に大ヒットとなる小説『夫婦善哉』の主人公たちの物語と関連付けられ、広く知られるようになりました。
万博での販売機会
2025年の万博では、「おいしい老舗のたからばこ~大阪産名品~」のコーナーにて「夫婦善哉」を販売します。ここでは、「大阪産名品」として認定された本物の名品が揃い、訪れた方々に大阪の食文化を体験していただく良い機会となります。今年で創業140周年を迎えた「夫婦善哉」は、過去の伝統を受け継ぎつつ、現代の消費者にもアピールする形を追求しています。
商品の特徴
「夫婦善哉」は、レトルトパウチ商品として販売され、家庭でも手軽に大阪の味を楽しむことができます。使用する小豆は風味豊かで、上品な甘みが特徴です。家庭で調理が簡単で、手軽においしさを再現できるよう配慮されています。1箱に2袋セットで、税込み価格は1,100円です。万博の会場で体験した思い出をお持ち帰りし、ご家庭でもその味をお楽しみいただけます。
販売詳細
「夫婦善哉」の販売は2025年8月14日から10月13日までの期間で行われます。ただし、人気商品であるため、早々に売り切れる場合も予想されます。この機会を逃さないよう、ぜひ足を運んでみてください。万博会場には、東ゲートから入った左手に位置しており、大屋根リングの手前にあります。
法善寺の懐かしい佇まい
法善寺の大きな水掛不動尊の横にある「夫婦善哉」の店舗は、昔ながらの雰囲気を大切にしつつ、現代の人々にも愛され続けています。大阪の粋と人情が感じられる場所で、美味しいぜんざいを味わうことができます。当地に訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
基本情報
- - 販売場所: 2025大阪・関西万博「JAPANマルシェ」内 おいしい老舗のたからばこ
- - 価格: 1,100円(税込)
- - 営業時間: 毎日10:00~22:00(店舗)
万博での特別な体験と、大阪の伝統的な甘味を楽しんで、思い出に残るひと時を過ごしましょう。大阪の文化が詰まった「夫婦善哉」をぜひお試しください。