岡山で詐欺防止の活動
2025-09-05 12:57:48

岡山での特殊詐欺を防ぐための取り組みとSTU48内海里音さんの活動

岡山で広がる特殊詐欺の防止活動



2025年8月28日、岡山県警察本部で開催された「特殊詐欺等被害防止緊急対策会議」では、地域の特殊詐欺防止に向けた重要な議論が交わされました。STU48の内海里音さんが特別防犯支援官として主体となり、岡山県内の事業者や地域の関係者に向けて、現在の特殊詐欺の状況や防止策について講話を行いました。

特別防犯支援官の重要な役割


会議では、まず「岡山県警察特殊詐欺等被害防止一日広報警察犬」の委嘱式が行われ、その役割を担ったのはオダギリジョーさんが監督した映画に登場する警察犬、オリバー・フォン・ボアハイム号です。この犬の委嘱状が本部長から交付され、オリバーは「岡山県の特殊詐欺被害が少しでも減るよう頑張ります」と意気込みを示しました。

特殊詐欺の実態


内海里音支援官は、最近の特殊詐欺の傾向について触れ、「今や被害者は高齢者ばかりではなく、20代から50代まで広がりを見せています」と詳しく解説しました。特に詐欺師が警察官を装い、偽の説明を行う手法が増えています。「口座が犯罪に使われている」といった虚偽の説明で被害者をLINEなどの動画通話に誘導し、そこで偽警察官が登場して、信用させる方法が多用されています。

国際電話の着信遮断を推奨


内海支援官によると、特に被害の約7割が国際電話を経由しており、固定電話に加え、携帯電話への詐欺電話も急増しています。国際電話には「+」が表示されることが多く、これを着信しないための対策を講じることを強く推奨しました。具体的には、国際電話の利用休止申請をすることで、詐欺被害を未然に防ぐことができると述べました。彼女は「皆さんも家族や地域でこの情報を広めてください」と呼びかけました。

トークセッションでの声


会議の第3部では、俳優のオダギリジョー氏が内海支援官とのトークセッションに参加しました。彼は「被害者は多くが『自分は騙されない』と過信しています。しかし、被害は金銭的損失だけでなく、家庭の絆も壊す恐れがあります」と警鐘を鳴らしました。また、地元岡山での被害防止に向けた協力の重要性も強調しました。

今後の活動に向けて


最後に、内海支援官は「これからも岡山を中心に特殊詐欺防止に努めていきます」と意気込みを語り、地域の安全を守るための活動を続けることを宣言しました。今回の会議を通じて、地域社会が一丸となって詐欺被害を防ぐ意識を高める機会となったことは大きな前進と言えるでしょう。


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