岡山大とハイフォン大学
2025-12-20 22:26:27

岡山大学がベトナムのハイフォン医科薬科大学に名誉教授称号を授与

名誉教授称号授与の意義



2025年11月28日、国立大学法人岡山大学はベトナムのハイフォン医科薬科大学にて、名誉教授授与式を行いました。この式典では、学術研究院医歯薬学域の増山寿教授と中村圭一郎准教授に名誉教授の称号が授与されました。これは両大学の長年の国際的な協力関係の成果であり、学術交流の促進に寄与する重要な出来事です。

岡山大学とハイフォン医科薬科大学の関係



岡山大学とハイフォン医科薬科大学は、2010年から歯学部における協定を結び、さらに2015年には大学間協定へと発展しました。この協定により、両校は学生や教職員の交流を積極的に続けています。特に、両校の医療関係の学びを深めるためのプログラムが設けられ、多くの国費外国人留学生が岡山大学で教育を受けています。

優れた国際的な教育プログラム



岡山大学は文部科学省の「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に認定され、これまで6年間で24名の留学生を受け入れてきました。教授陣の指導の下で、学生たちは国際的な研究活動に取り組むことができ、その成果を通じて岡山大学の名声を高めています。中には、博士号を早期取得した留学生もおり、優れた研究成果を挙げていることが評価されています。

名誉教授精神の継承と未来について



名誉教授に任命された増山教授と中村准教授は、これまでの研究や教育に対する貢献により、今後も岡山大学とハイフォン医科薬科大学の絆を強めていくことが期待されています。両教授は、国際的な共同研究や教育プログラムのさらなる発展に向け、引き続き努力していく所存です。

学術交流の実績



名誉教授授与式の前日、増山教授と中村准教授はハイフォン医科薬科大学の産婦人科を訪れ、講演や症例の分析を通じて学術交流を行いました。これにより、両大学の研究活動の質が高まり、学生や教職員の人的ネットワークが一層広がることが期待されます。

今後の展望



これからも岡山大学は国際的な交流を重視し、地域に根差した研究大学として、世界に貢献していくことを目指します。岡山大学の取り組みにご期待ください。


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