新サービス「ASKEASE(アスキー)」がもたらす革新
2025年10月13日より、大阪市のエコノハブレイン株式会社が新しい住宅改修理由書作成ツール「ASKEASE」を提供開始します。これは、介護現場での書類作成の負担を軽減し、より効率的に業務を進められるようサポートするものです。
開発の背景
住宅改修の理由書は、介護保険の業務において欠かせない書類ですが、これを手書きや紙ベースで作成することがいかに大変な作業であるかは、多くのケアマネジャーが実感しています。手書きの字が読みにくく、訂正や確認に多くの時間を要するため、業務の負担が増えてしまいます。加えて、書類の管理も煩雑で、進行状況の把握が難しい現状が続いていました。
そんな中、エコノハブレイン株式会社は、ケアマネジャーの声を反映した「ASKEASE」を開発しました。このツールでは、従来30分以上かかっていた理由書の作成が、わずか10〜15分程度で完了することを目指しています。
ASKEASEのメリット
1. 時間の節約
AIが支援する選択入力機能により、誰でも簡単に理由書が作成できるように設計されています。初めて使用する人でも直感的に操作できるユーザーインターフェースが魅力です。これによって、ケアマネジャーは本来の業務にもっと集中できるようになります。
2. 書類管理のスマート化
撮影したメモをAIが解析しテキスト化する機能により、書類管理の煩わしさを解消。紙ベースの書類をデジタル化することで、管理や検索が容易になります。
3. クラウドによる一元管理
過去の作成履歴や事業所ごとのデータをクラウド上で安全に保存することで、情報の共有や再利用が容易になります。これにより、ケアマネジャーと事業所間のコミュニケーションも円滑に進むでしょう。
多彩な機能
「ASKEASE」は、効率的な書類作成を実現するためのさまざまな機能が搭載されています。例えば、住宅改修理由書の自動作成、利用者情報の一元管理、PDF出力、印刷機能などがあり、複数の事業所のアカウント管理やケアマネとの連携共有機能も含まれています。これらは全てクラウドで管理され、いつでもどこでもアクセスできる便利さがあります。
今後の展望
エコノハブレインでは、住宅改修業務だけでなく、請求書や勤務表、マニフェスト管理など、より幅広い介護・福祉業界の現場改革を目指しています。「人の業務をよりスマートにする」ことを目指し、さらなるサービスの開発に注力していく方針です。
代表者コメント
「介護現場の書類仕事を減らし、ケアの質を高めたい」という思いで「ASKEASE」は生まれました。私たちは、現場の声を大切にし、そのニーズに応じたプロダクトを提供し続けます。」と、エコノハブレイン株式会社の上田司代表は述べています。
セキュリティへの配慮
エコノハブレインは情報セキュリティ国際規格ISO 27001認証を取得しており、お客様のデータを安全に守るための取り組みを行っています。データの暗号化や厳重なアクセス管理、定期的なセキュリティ監査を通じて、安心してサービスを利用できる環境を提供しています。
この新たなサービス「ASKEASE」は、介護現場の業務効率化を目指す大きな一歩となるでしょう。今後の展開にぜひ注目してください。