ちひろ新アルバム
2025-09-19 17:56:14

シンガーソングライターちひろが金子みすゞの詩を歌ったアルバムを発表

シンガーソングライターのちひろが、待望のアルバム「Misuzu Songs -金子みすゞのうたがきこえる-」を9月24日にリリースします。この作品は、山口県長門市仙崎出身の詩人、金子みすゞの美しい詩にちひろ自身がメロディをつけた全15曲を収録しており、彼女の優しい歌声と金子みすゞの心温まる言葉が融合した感動的なアルバムです。

9月19日、ちひろは山口市役所を訪れ、伊藤和貴市長にアルバムの完成を報告しました。市長はちひろの活動と金子みすゞの詩を全国に広めようとする姿勢に敬意を示し、アルバムについて「素晴らしい作品ができた」と称賛しました。

ちひろは、金子みすゞの詩に多大な影響を受け、自身の音楽を通じてその優しさや思いやりの気持ちを伝えたいと考え、今回のアルバム制作に取り組むことになったと語ります。「金子みすゞの詩は、世代を問わず心に響く力があり、世界に広がるその詩は山口の宝でもあり、日本の宝です。私はこのアルバムを通して、より多くの人にみすゞさんの詩を知ってもらい、その温かい世界を感じてほしい」と、励ましのメッセージを伝えました。

今回の報告会では、新曲の「帆」も披露されました。この曲は、希望に満ちたメロディが特徴で、ちひろの力強い歌声が詩のメッセージを豊かに表現しています。市長もその歌声に感銘を受け、じっと耳を傾けていた姿が印象的でした。

アルバムには、金子みすゞの代表的な詩を基にした楽曲が並びます。例えば、1曲目には新曲「帆」が収録されており、他にも「王子山」「大漁」「星とたんぽぽ」など、彼女の魅力が詰まった作品が目白押しです。音楽ファンのみならず、金子みすゞの詩を愛する人々にも楽しんでもらえるアルバムに仕上がっています。

さらに、ちひろは自身の活動を通じて金子みすゞの詩の普及にも力を入れています。彼女は山口県長門市の「金子みすゞアンバサダー」として、全国・海外で活動し、ラジオ番組のテーマ曲や交通無線のメロディとしても彼女の楽曲が流れています。これにより、多くの人に金子みすゞの詩が浸透しているのです。

今後も、秋のコンサートを含む様々なイベントが予定されています。10月7日には福島県の郡山市で、復興応援コンサートを開催。長門市仙崎のカフェでのコンサートも予定されており、アルバムの魅力を直接届ける機会も設けられています。

世代を超えた心温まる作品として、多くの人に愛されることが期待されるアルバムは、山口県の文化をさらに引き立てる一枚となるでしょう。金子みすゞの詩の世界とちひろの音楽がどのように融合しているのか、ぜひ手に取って感じてみてください。


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