市場の絶品牛すじそばを楽しむ福井の味巡り！

飲食業界の味を支える、福井の名物牛すじそば

2025年を迎えるにあたって、福井市の市場には美味しい食材が並び、地元の名物・牛すじそばを紹介する機会に恵まれました。北陸新幹線の延伸により、ますます行きやすくなった福井県には、食いしん坊にはたまらない魅力がいっぱいです。この旅は「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」の放送の一環として行われました。

朝の活気ある市場を散策

朝早くから活気に満ちた福井市の市場に足を運んでみると、そこで待っていたのは地元の新鮮な越前ガニ。愛らしい姿のカニが所狭しと並ぶ光景は、まさに圧巻です。セリの真っ最中でなによりその活気が素晴らしい！

塚地武雅さん（ドランクドラゴン）もその興奮に心を躍らせ、カニの試食に挑戦。口に運ばれたカニは、一口ごとに豊かな甘みが広がり、思わず「うまい～」の連呼が続きました。やがて、彼の頭の中にはおそばのことが浮かんできました。

大満足の牛すじそばとの出会い

市場を散策している中で、塚地さんは地元の人に当たり前のように愛されているという牛すじそばの存在を耳にします。「50年以上も前から市場の人々の胃袋を満たしている食堂がある」とのこと。そこで自ら直にそのお店へ向かうことにしました。外観は年季の入ったもので、堂々としたたたずまいが、期待感をさらに高めます。

店内に入ると、忙しそうにさばく女将さんが出迎えてくれます。彼女は一人で全てを切り盛りしており、その姿勢には驚かされます。人気メニューは、たっぷりの牛すじを使用したすじそばです。ここで使われているのは、地元の若狭牛。じっくりと煮込まれた牛すじは、しっかりとした味わいがあり、そばつゆと絶妙に絡みます。

ボリューム満点の大盛り

特筆すべきはそのボリューム。この牛すじそばは通常の丼ではなく、倍のサイズに盛られています。そのビジュアルを目にした瞬間、思わず声を上げてしまうほどのインパクトです。女将さんが地元の人たちに愛されている理由が分かります。

そして、塚地もこの大盛りに大満足。食べるほどに、その深い味わいに魅了されていきました。さらに女将さんの背負っている思いを聞くことで、料理に対する愛情が伝わってきます。彼女は、亡くなったお夫の分も含めてお店を守り続けています。